- 名前
- 清英
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都内江東区有明のマンションに一人寂しく暮らして居ます。長年連れ添った愛妻は4年前他界...
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水仙いちりんのお正月です
2024年01月04日 05:08
今日の私の書作品は
水仙いちりんのお正月です
参加している書道グループ
の今週の課題が
山頭火の俳句
水仙いちりんのお正月です
参加サイト
山頭火ふるさと館
より転載
https://hofu-santoka.jp/montlyhaiku/2101/
水仙いちりんのお正月です|昭和六年一月
解説
この句は、昭和六年の元旦に詠んだものです。
山頭火は昭和五年九月、これまでの日記や手記を焼き捨てて熊本を出発し、九州を一周するように歩きましたが、年末には再び熊本に戻ります。十二月二十日には「(熊本市内を)休みなしに歩いたが、私にふさはしい部屋も家もなか〱見つからない」と書き、次の日には結局、離婚した元妻のサキノの家に泊まりました。二十三日にも、「詮方なしに、苦しまぎれに、すまないと思ひながらSの家で泊る。」と書いています。
そして二十五日に、ようやく「春竹の植木畠の横丁」の貸二階を見つけ、そこを「三八九居(さんぱくきょ)」と名付けて住み始めました。
三十一日の日記には水仙を買って飾り、お正月の準備をしたことが書かれています。昭和六年一月に入ると毎日のように水仙の句が見えさらに四日の日記には
一本二銭の水仙が三輪開いた、日本水仙は全く日本的な草花だと思ふ、花も葉も匂ひも、すべてが単純で清楚で気品が高い、しとやかさ、したしさ、そしてうるはしさを持つてゐる、私の最も好きな草花の一つである。
とあり、水仙への思い入れが伺えます。
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