寄り天

昨日の米国株式は、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が年内に利下

げに踏み切るとの思惑から買戻しが活発化し大幅反発しまし

た。ダウの上げ幅は今年最大。CME日経225先物清算値は17, 030

円となり、大証終値から170円高。

週明けの米国株式市場が大幅反発となったことが好感され大幅

反発したものの、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果発

表を明日早朝に控え、上値追いには慎重なムードとなり次第に

戻り待ちの売り押され、上げ幅を縮小する展開となりました。





高く寄ったものの

その後続かず

米市場の不透明感から

ジリ貧



サブプライムローン

低所得や破産歴などのために信用度の低くなっている一般市民のこ

とで、その市民層を「サブプライム層」と呼び、アメリカ人全体の

25％を占めていると言われています。サブプライム層に入らない、

つまり信用度が平均以上の層を「プライム層」と呼びます。

サブプライム層に対して行われるローン、主に住宅ローンのことで

す。サブプライム層は、信用度が低いため、普通の銀行などでは住

宅ローンを組ませてもらえません。そこで、サブプライム層へのロ

ーン業務を専門に行っている企業に頼ることになります。

2005年10～12月期の住宅ローン延滞率が13.3％と発表されました。

これがサブプライム問題に、さらに大きな影を落とすことになった

のです。

なぜサブプライムローンは、延滞が増えてきたのでしょうか？理由

はいくつかありますが、まずはアメリカの金利上昇があります。ア

メリカの政策金利は2004年から2006年半ばまでずっと引き上げられ

てきましたが、そうなると当然ローンの金利も上がり、返済が困難

になります。

アメリカの不動産価格が最近あまり上昇していないことです。不動

産価格が上昇すれば、購入した住宅を担保にして別の低金利ローン

に借り替えることも可能ですが、不動産価格の停滞でそれも難しく

なっています。こうしてサブプライムローンは、業界にとってだん

だんと不良債権化していっているのです。

借り手がローンの返済が出来なくなれば、そこで破産申請をするこ

とになります。それから起こる社会不安などさまざまな問題が考え

られるでしょう。またサブプライムローン返済が滞ると、住宅業界

全体の景気が悪化する可能性があります。そこから、アメリカ経済

全体に不況が波及してしまうかもしれません。


まとめますと

日本で90年代にあった銀行の不良債権問題と似ている。

バブル崩壊の危険性がある

これがほんとうだとすれば

こんな下げでは済まされない

どうなることやら。。。。。




今晩の海外市場に注目


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