お宅訪問

「今度の休日、うちで飲まない？」

と職場の同期に誘われて
電車に乗って
彼女のマンションへお邪魔した

「遠くまで来てくれてありがとう」

お部屋に通され
テーブルにはご馳走がいっぱい並んでいた

「このクーラーボックスにお酒いっぱい入ってるから
全部飲んで良いからね
旦那が用意してくれたの」

開けると缶ビールに瓶ビール
わざわざ冷蔵庫まで取りに行かなくても良い
相変わらず優しい旦那さま

早速乾杯をした

2人とも話もビールも止まらなかった
職場では話せないことを話してはいっぱい笑った

「今日泊まってって良いからね
これ、使って
旦那がさっきしまむらで買ってきたんだけど
あなた背が高いからLLね」

なんというお気遣い
そして、渡されたのはグレーのおっきな綿パンツ　笑

そこへお嬢さま達が挨拶に来てくれた

「まるさん、ゆっくりしてってください」

以前お会いした時は小学生だったのに
大学生になってすっかり綺麗になっていた



話はだんだんとディープに

「あなた、学生時代モテたでしょ
最近はしてる？彼氏いるの？」

昔から飲むとぐいぐい聞かれたな
彼女には全て話せたし
彼女も私には全て話してくれた

そうこうするうちに、すっかり出来上がったおばさん2人

ふと部屋の隅に魅力的なヨギボーが

「それ、横になるとすごく気持ち良いから寝てみて
人間をダメにするソファだから」

本当に気持ちが良い
そしてあろうことか
いつの間にか寝てしまった


ウラへ続く