人が人が

　人が人を殺したら、人は怒る怒る。そんなに怒らなくてもいいだ
ろうと思うほど怒る怒る、「なんでこんな目に会わなくてはいけないのだ。」とか、「ゼッタイ許せない。」とか、ホントに怒る。自分は全然非がないのに。
　実は、彼らは、再生転生中に多くの人を殺してきたそうだ。私には霊は見えないけど、霊がやっと復讐を果たして喜びの雄叫びを上げているのが手に取るようだ。　
でも、地震や台風や水害で殺されてもなんにも怒らない。怒りを向ける先を人は知らないだけだ。災害で殺されたのですよ　
人が殺しても、災害で死んでも同じことなのに。
　
　もう２０年も以前のことだが、当時どうしても理解できないことをＮＨＫで見た。それはこうだ。ベトナム戦争が終わり
１ヶ月たった頃、一人のベトナム人が白人を見て、「自分の家族を殺された。」と言って銃を乱射した。そして一人の白人の男性に当たり死んだ。その男性はフランス人で奥さんと小さな女の子がいた。その奥さんは、その小さな女の子にこう言った。「さあ、これから私達は、あのベトナム人を許すために生きて行くのよ。」
　その時はどうしても理解できなかった。でも、今ははっきり納得できる。

残念なことに我々は生まれてくるとき、すべての過去の記憶を消されてくるのだ。消されているから過去世で何をやったかわからないから、なんで殺されたのか分からないのだ。だから。今度の新しい地球では、一つ前の前世の記憶と、この世に生まれてきた目的ぐらいは記憶をもって生きていけるようにしたい。