- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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泉の広場の赤い服の女 その2
2021年09月14日 23:39
①あの、それ心当たりある。
俺、泉の広場に近いところにあるニューハーフの店によく行くんだけど、そこの常連さんの女からそれと同じような話聞いたことあるし、俺もその男の方は見たことあるかも知れない。
泉の広場って近くに堂山(ニューハーフと女装の店が多い場所)があるから、女装してるおかしなのがいたりするけど、その女から聞いたのは、こんな話だった。
泉の広場で人を待ってると、明らかにおかしな女がいる。服装までは聞いてないけど、すぐにキティと分かるような感じだそうだ。
で、その化物っぽい女がうろうろしてて、目を合わせてしまったらしい。
そうしたら、なんだか雰囲気が普通じゃない男が現れてその女の手をつかんで引っ張っていった。
見た常連さんは力が抜けてしまったって。
その男なんだけど「見るなよ」って言ったそうだ。
俺のはただ変な人を見ただけかも知れないけど、普通の格好した中年の男が「またおるやんけ」って広場の中央のモニュメントみたいなの見てつぶやいてた。
別に変な人はいなかったけど、待ち合わせしてて、なんとなくその男の方みたらもういなくなってた。
ちょっとゾッとしたよ。その話聞いた後のことだったし。
分かり辛くてごめん。
②「泉の広場」の話題見てて、なんか違和感あったんだけど、、、
思い出した。今はっきり思い出した。
1週間ほど前かな、いつも通り夜中に家の近所散歩しながらタバコ吸ってると、自転車に乗ったオバサンが話しかけてきた。
(自宅内は禁煙だから、外で吸うんですよ)
見た瞬間、なんか怪しいなぁと思ったんだけど話し方もどうも若干キティっぽい感じだった。
「△△町の○番地はどこですか」
と聞いてきた。
俺はその△△町に住んでるんだけど、番地までは分からなかったんで
「ごめんなさい、番地まではちょっと、、、」
って適当に濁しておいた。
その人の服、赤かったんだよね。
んで今。
その番地で、人が亡くなったという回覧板がまわってきた。
いや、さすがに単なる偶然だと思うけど。人は死ぬし。
③長くなるのでそういうの嫌な人はスルーしてくれ。
ある夏の日、高校生だった俺はコンビニで立ち読みをしてた。
コンビニって、本並べてある棚がガラスで出来てて道に面してる壁に置いてあるところが多いじゃないですか?
(解りにくい表現で申し訳ない。)
んで、ふとガラスの壁に本読みながら目をやると、真夏なのに、真っ赤なコート着てる女が立ってたんです。
その時は、真夏にコートなんて物に違和感感じず、その女がかなり綺麗だったんで
『可愛い姉ちゃんがいるなー』
くらいで、気にせず雑誌読んでた。
それで、雑誌読みながらも、ちらちら女の方見てたんです。
そしたら気のせいか、段々こっちに近づいてきてるんですよね。
『ちょっとおかしくないか?』
段々そう感じてきて、真夏に真っ赤なコートもおかしいだろと思いだした。
ちょっとやばい人だなこれは
そう感じて、目を合わさないように、もう読み終わった雑誌を黙々と眺め続けた。
そして、5分くらい?経って
『もう、どっか行っただろ』
って思って見てみたんですよ。そしたら…
いるんですよ。
しかも、ガラスに当たるか当たらないかの真近に。
でも、それよりびっくりしたのが女の目。
さっきまで可愛いと感じてた顔は全く変化なかったんですが。目だけがまるでクレヨンで塗り潰したように真っ黒。顔は笑うでもなく怒るでもなく無表情。
真っ黒な目だけが、ずっとこっちを見つめてるんです。
あまりにびっくりし過ぎて10秒くらい見つめあったまま硬直してしまいました。
読んでいた雑誌を落としてしまい、落ちた音で我に帰り、雑誌を拾おうと下に目をやると怪談の漫画みたいなのが落ちてたんです。
僕が読んでいたのは、メンズノンノ。それは間違いありません。
しかし、落ちてたのは怪談の漫画。
しかも、気付いてしまった。
その漫画の表紙のサブタイトルには
『大阪泉の広場に出る赤い女』
って。
僕がいるコンビニは泉の広場から怪談をあがってすぐのコンビニ。(オカ板では今でも泉の広場の女の話が出てますね。)
もう、一心不乱でヘップの方まで走って逃げました。
あまり恐くなくてすいませんでした。
それからは恐くて泉の広場には近寄っていません。
また、泉の広場から徒歩10分ほどのホテルで、盆に心霊体験もしています。
(ホテルの心霊体験スレに最近書き込み済み)
あそこらへんは、ほんとやばいですね。
ホテル名はプリ●ス。
また、その落ちていた本のタイトルがどうしても思い出せません。
ただ、真っ黒の表紙に赤い文字でタイトルとサブタイトル。大きさはコロコロコミック(今もあるんですかね?)くらいのやつでした。
④あんまり怖くないかも知れないけど、10年以上前の話です。
友達のお姉さんの体験談です。
大阪の梅田に、「泉の広場」っていう待ち合わせスポットがあるんですけど、そのお姉さんはそこで自分の友人と待ち合わせをしていました。
その日は、お姉さん、少し遅れてしまったんです。
でも、待ち合わせ相手はまだ来てなかったので、そのまま待ってました。
ところが、30分たっても1時間たっても、相手はこないんですね。
で、相手の子の家の方にTelしたら(その頃まだ携帯なんてものは無かった)、その子のお母さんが出て
「え、もうとっくに出てるんですけど・・・」
との事。
それなら、とさらに1時間近く待ったんだけど、やっぱり来ない。
「どうせ途中で彼氏にでもあったんでしょ」と、お姉さんは怒って帰ってしまいました。
そしてその夜。
相手の子の家にTelしてみたらその子が出たので、「なんで来なかったのよ~」と文句いったら、相手がすっごい震えた声で
「え、じゃあ、私が今日一緒に遊んだのは誰だったの・・・?」
その後2人は半狂乱になって、2人ともいそいでお祓いしてもらいにいったそうです。
この話はここまでなんですが、私その前に、故遠藤周作のエッセイで
「梅田の泉の広場に自分の生霊に会った人が何人かいる」
といった話を読んだことがあるんです。
自分に生き写しの人物が目の前に現れて、にやっと笑って過ぎ去っていく・・・といった内容なんですけど、なんとなく、これに関係した事件ではないかと思うんです。
生霊の目的は本来は友達のお姉さんだったとか・・・。
どなたか、これによく似た経験談お持ちの方いらっしゃいませんかね?
⑤ある日、おれはオヤジに連れられて釣りにでかけた
オヤジの会社仲間との釣りらしく、夜行の車の中、おれはうとうとと眠りについた
オヤジのアクセルワークやブレーキワークが揺り篭のように心地よく
すーっと眠りについた
薄れ行く意識の中で耳に聞きなれぬ男たちの声がきこえてくル
どうやら仲間と合流したようだ
当時、ガキでもあったおれは人見知りをするので寝たふりをしながらオヤジたちの会話に耳を傾けた
A『○○さん、梅田の話聞きましたか?』
オ『あぁ聞いたで。泉の広場の赤い女の話やろ。あんなもん嘘に決まってるで。おらんおらん』
B『そりゃ○○さんはこういう類に強いからですよ』
A『じつはおれら、昨日飲みに行った帰り、泉の広場通ってみたんですわ。23時ぐらいやったと思うんですけどね』
B『おいA。○○さんに言うてもええけど、また行こなんていうなや。俺ホンマに怖いねんから』
オ『なんやなんや、話の筋からいうてその女見たっちゅうんかい』
A『そうなんですわ。おれら二人並んで歩いてたんですわ。で広場前にきたところでですね
赤い服きた女がしゃがみこんどるんですわ。けったいな姉ちゃんやなぁ思ってたんですけどね
それがどうもBは気付いとらんのですわ。
おれがちょっと調子乗ってBにですな。「おいB、ナンパでもしてみいや。ほれあの赤い服の女おるやろ」』
B『もうやめろって。こんな遠出するときにそんな話やめとけや』
オ『続けてみいや』
A『ほんならBがどこに赤い女なんておんねやって言いよるんですわ。
おれ何度も指指してBに教えたんでっせ。でもBはおらんおらんとしか言わんのですわ
そしたら、その女なんやねんとおもたんですけどね、3日前に▲▲から聞いた話思いだしたんですわ
おれもお、ほんま怖なってきたんですよ。ヤバって思って指さしてた手を下ろして知らんふりして通りすぎようとしたんですわ
で、やっぱりBは目もくれんと普通に歩いてるんですわ。わしもうチビりそうになってちょっと早足ぎみにしたんですけどね。
ちょうど横にきたあたりになって、女がそろーっと顔をあげよるんですわ
おれ無視しようおもたんやけど、横目でその女見てしまったんですわ。』
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