YHBのアレ

いつ買ったかも忘れてた大人の科学の付録を作ってみた。基盤はセットアップ済みなのでビスで矯体を組むだけ。
所要時間５分少々。
早速チューニング。慣れないとかなり難しい。
１０分余り要してなんとか演奏可能な状態に。

取説の演奏方法に従って鳴らしてみる。「ウニョ～ヒュョ～ホワォォ～ン」と、どうにも形容し難い激烈脱力音が。
本体にかざした手の微妙な動きにクイックにレスポンスして音階が変わる。
もはや楽器とは思えない演奏感だ。めちゃめちゃ面白い、面白すぎる。

テルミンの音色はよく甘美な女性の声に例えられているらしいがとてもそうは思えないぞ。
この音色、そして演奏感は横山ホットブラザーズのノコギリのそれだ。
「おぉ～まぁ～え～は～ア～ホォ～かぁ～」と掌を駆使して奏でてみた。
ヤバい、この楽しさはかなりヤバい領域だ。
このままドップりハマれば可能性は低いがプロのテルミニストになるかもしれない。
その折には、初めて演奏した曲が「横山ホットブラザーズのアレ」だとは言わずにおこうと思う。