- 名前
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- こんにちわ 色んな事をお題に忠実に書いてみたいと思って再登録しました 名前は現在の自...
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【お題日記】先生に恋したことある?
2020年08月20日 15:23
今日のお題はこれ!
おそらくない、と思います
でも淡い恋心に近いもの、が残っているような
お相手はとても若いとっても小柄な家庭科の先生(女性)
小5の時に家庭科の授業でマクラカバーに刺繍をするという課題が出てぼくはそれを時間内に仕上げられなくて家に持ち帰りました
海の中をお魚や海藻やいろんな生物が住んでる構図です
既にビートルズに狂ってた歳だからリンゴスターさんのYellow Submarine が頭の中にあったのかも知れません おそらく
家に帰っても刺繍が上手くいきません母親が目の前にいて何度も手を貸してくれようとするんですけどそれはどうしても嫌で
そのうちガキだったのでしょう 癇癪が起きて「全部やり直したい、新しい白い生地からやり直したい」と叫んだ記憶が、、。
母は家庭科の先生の家の電話番号を持ってきました(今では信じられないかも知れませんが当時は教師各家庭の電話番号が載せられた紙が年度当初に配布されていました)
ぼくは電話しました
悔しさと情けなさと眠さと共に
半泣きだったかどうか
家庭科の先生は
やさしかった
まず、夜遅いのに電話してきてくれたことをとても嬉しいって言ってくれました それから「○○くんのマクラカバーずっと見とったよ、あれで提出できんかったのは○○君が満足できんかったんじゃね、明日新しい布あげるけん、取りにきんちゃい、提出はいつでもええよ」と電話口で言われました
気が抜けたような安心したような変な感覚だったのをおぼろげながら覚えています
早熟でしたから洋楽も漁っていたし、芥川、樋口一葉、志賀直哉、坂口安吾、宮沢賢治、松本清張、五木寛之、ドストエフスキー、トルストイ、そしてもちろん、太宰治(全て敬称略)等を貪るように読んでいた小5の自分と刺繍ができなくて泣きべそかいてる自分がアンビバレンスで笑えるのですけど今振り返るととても共通した某かが存在し至極当然な感情と行動だったのかなとも感じるです
笑顔で新しい白い綿生地(みんなに配られてたものよりもかなり大きめのサイズでした)を渡してくれた先生に「こんなにやさしいオトナもいるんだ、センセーが誰もかれも体罰という暴力をするわけじゃないんだ」とある種の感動を覚えたのは確かです
やさしい人だった、。
それはおそらく恋心とは違うけれど、これからも生きてみよう!と、確信させられた出来事の一欠片であったことは確かなような気がします
それからもう一つ
母親という存在の再認知
ぼくが苦労していた簡単な刺繍など母にとっては数分の仕業だったはず
それを手伝うでもなく、もちろんぼく自身がそれを強く拒むだろうことも知っていたのもありますが
手伝うかわりに家庭科の先生の先生の電話番号を教えてくれたこと
書いてたらなんだかとてつもなく長くなりました
もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃれば恐縮の極みです
追記
学校の先生に恋したことがあるか?
ないけど逆はとてもたくさんありました
生徒から恋されたことはめちゃくちゃありますよー
二人の男の子からも真剣なラブレターを受け取ったこともあります
とても嬉しかったけれど、当時は結婚してたしぼくは性的にはヘテロなので丁寧に断ったけど、。
中高はセンセーはもうおっさんばっかだった
些細なことで殴られてばかりだからスポーツとバンドに没頭する日々
教師に恋するどころか学校に行かなくなりましたから(苦笑)
おしまい
このデジログへのコメント
こんにちは。
素敵な先生ですね(*^_^*)
今はここまで先生と生徒の間が近くないですものね・・。話せば分かることや分かってもらえることたくさんあるのにね ^^)
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