30年ぶりのバイクツーリング

本来なら50代のうちにバイクは手に入れたかった。
が、元々70年代のオフロードバイクで程度の良いのを探したので新車は目もくれなかった。

ある日、現場の往復で使うパーキングに停まっていたHONDAの黒いバイク…に目が留まった。
レブル250というのらしい。
それからこの春先、コロナ禍の影響でテレワークなど在宅が多かったがそのうちにコロナなんかでくたばってたまるか！という思いが強くなった。
思えば、同年代で過去に仕事を共にした仲間などは癌や糖尿病、白血病などで鬼籍に入った連中も数多く、そう考えると、お釣りみたいな人生わまだ達者のうちに生きた方が楽しい。
結論に至って４月に今年の新型車、レブル250Sをバイク屋さんに中央しに行った。
待つこと、数ヶ月、
先月の末に納車となり今は時間の録れるときに少しずつ走っている。
若い頃とは違い、そんなに危ない走りはしない。
教科書通りとは言えないけど無理な追い越しや割り込みはほとんどしない。
単気筒のトコトコ走る独特の振動を感じながら都内の下道を、走りたまに高速で遠くに行く。
山間部を抜けるときの、頬に当たる涼やかな風は昔通りで何とも心地よいものだ。
命あることに感謝して丹念に日々を生きて走ろう、