ラスト！の次にお仕事追加のお知らせ・・・

さあ、これが今月最後の原稿！
とタイトルと見出しを書き始めたところへ
ピロリーンとLINEを受信した音が致しました。
「今月余力ありましたら、あと3本お願いできませんか ^^」
いやいや、28日までに3本は無理です！
という分けで追加は1本だけにして頂きました。

12月を目前に控え、もしかしてこれが噂に聞く年末進行の始まり？Σ(°°ﾉ)ﾉ
クリスマスに浮かれる街の明るさはとは裏腹に、
私のところには修羅場が訪れそうな不穏な気配がしております。

お仕事のお誘いを頂けるようになりましたのは、
心から有難いと思い感謝しておりますが、
締切のペースがタイトになって参りますと、
私の体もまいってしまいますので、適量を守ろうと思う今日この頃でございます。

適量と申しますと、実力派の女優さんが薬物問題で送検されていらっしゃいましたね。
Twitterで薬剤師さんが呟いたメッセージがリツイートされておりましたのをご存知でしょうか？

著名人の薬物問題が起きる度、
「お前も薬物中毒なんだよ！」「薬なんかなくても眠れる！」
と精神系の薬を自宅療養中の患者さんから取り上げて捨ててしまう人が現れるそうです。
自分がどれだけ恐ろしく危険な事をしているのか理解していらっしゃらない。

インシュリンが必要な糖尿病患者からインシュリンを取り上げたらどうなるでしょう。
血圧が200近くまで上がってしまう方から降圧剤を取り上げたらどうなるでしょう。
それと同じ、いえ、それ以上の事をなさっている事をお分かりでないのですね。

精神に作用するという理屈は同じですが不法薬物と処方薬は全くの別ものです。
処方薬は2週間から1ヶ月掛けてやっと効果が現れ始め、
寛解状態と判断されてからも減薬、効果の薄いものへ変更し減薬、中止の流れが必要です。

癌などで使われる鎮痛剤モルヒネと同じで突然断薬すると急激な副作用が出るのです。
症状が急変し自殺してしまう患者さんも多くいらっしゃいます。
もっと酷いのは自我が崩壊し命があるうちに病院から出る事ができなくなる事例です。

我が子をそんな目に合わせた自分を許せますか？
大切なパートナーをそんな風にしてしまった事を一生背負い続けられますか？
真っ暗な部屋の隅で焦点を無くした目をしてうずくまり続ける姿を、
睡眠さえ忘れて部屋の壁を叩き、室内を走り回り、言葉を解せない状態になった姿を、
薬を取り上げ捨てた人は目を背けずに見ていられるのでしょうか。

その人をいなかった事にして忘れようとする人がいます。
良かれと思ってやったのだと言い、自分は悪くないと耳を塞ぐ人がいます。

処方薬に依存しているのではと疑うのなら、
主治医の所に行ってきちんと説明を受けるのが先です。
適量が守られて初めて患者さんの容態が保たれている事を知って頂きたい。

主人から入院しなくて済むようにしろと言われたのを守って
自我を失ってしまうのではないかという恐怖を抱えながら過ごした2ヶ月余りの日々。
毎日が本当に怖かった。恐ろしかった。狂うくらいなら殺して欲しいと願った。
今は、入院するなと言った人とは違う家に住み、私は自由意思で判断できます。
次に何事かあった時に大きな安心になるのは確かでございましょう。