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MMT vol.2
2019年09月01日 18:13
消費税増税まで一ヶ月
自分が思っていた以上に主流派経済学者でもないただの評論家ですら
必死になってMMT批判を、というより否定を始めているのでちょっと驚いている
通常の批判なら何ら問題ないが
どうも論点をずらしているのかそもそも理解していないのか分からんが
異常といっていいとすら思える
MMTを理解する上で先ず大事な前提条件がある
自国通貨を発行できる中央銀行がある民主主義国家のみに可能だということ
それに外需依存度の低さも必要かもしれない
となると
MMTを実行できる国は自然限られてくる
イギリス、アメリカ、日本くらいとなる
ユーロ加盟国は全部不可能です
イギリスが何故大丈夫なのかというとユーロではなくポンドを堅持しているから
ドイツにせよフランスにせよ
マルクを、フランを放棄しているので
MMTの批判されやすい特徴は
自国通貨を発行できる国は債務不履行は起こさない
無制限に貨幣を発行してもデフォルトすることは無いという点だろう
自国通貨建ての国債を発行しても中央銀行が中央銀行券を刷ってその国債を買い取れば済むから
多くの批判はここにあり
際限なく通貨貨幣を発行すれば
「ハイパーインフレになる!」という
しかしMMTではハイパーインフレになるまで通貨を発行していいなどとはいってはいない
インフレターゲットを設け
それが例えば3%ととすれば
その時点で終わらすということ。
自国通貨を発行できる国というのがもの凄く重要で
そこには貨幣と租税の関係がとても重要な側面を持ち
市中に貨幣があふれるようなことが事が起きても
それを税で回収できるという点にある
今日本はとてもおかしな状況にあり
金融政策のみでデフレも脱却できるし経済発展もするという幻想の結果
貨幣の発行はされ続けているが政府がそれを使わないため
日銀の当座預金残高のみ増えている
政府が貯金・・・意味が分からん
そんな状況です
リフレ派の金融政策のみで経済発展するという幻想の結果がこれ
単純にデータだけ見ると
確かに日本の赤字は他国に比べるとべらぼうに高い
が
未だ日本がデフォルトの危機にあるといった事は耳にしたことは無い
ギリシャは常にデフォルトデフォルトといわれているが
日本に比べるとその赤字は半分くらい
ギリシャの倍の赤字がある日本はもう既にハイパーインフレになっており
とっくの昔にデフォルトしていなければおかしいはずである
しかしそれが起きていないのは
日本の赤字は日本円建ての国債でありいつでも返せる債務だから
この様な日本の状況が暗にMMTを支えているといってもいいかもしれない
ちょいと難しい内容なのでまた次に
次回は貨幣の信用創造について書きます
あっと驚く為五郎ですよ
今の日本は民主党政権か並にヤバいです
日本の国益を考える政治家も評論家もジャーナリストも
何でも誰でもいいが
政府が不利益なことしかしていないことに批判の声を上げている人々が
ほぼいない
本当にまずいですよ、このままいけば・・・
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