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後悔・・・その3(ちと懐かしいかも^^)

2019年02月15日 17:00

後悔・・・その3(ちと懐かしいかも^^)

懐かしいとはいってもまだ完成していないんだけど===!
今は「消えていく未来・・・その7」まで書き書きが進んだのよん!
んで、完成に近づいているので最初か読み返しながらってやってたの

では、その中から「後悔・・・その3」をアップしてみるのだじょ!


・・・後悔・・・その3・・・

「でも、さっき言ってた政治家の事だけどやっぱり政治家以外にもいると思うわ」

「な~に?貧困や人の弱みに付け込んで勝ち組になろうとする人たちって事?」

「うん、よくニュースとかで言ってる先物取引詐欺とかこの間ニュースでやってたボランティア団体とかって」

「そうね、そういう人たちもいるわね、でも基本的な事が政治家たちとは違うのよ」

「どうして違うの?」

ニュースで言ってる詐欺行為や人助けを利用してお金儲けをする人たちって、この国の人たちを先導する立場にいる人たちじゃないでしょ?」

「う~ん・・・よく分かんないけど・・・」

「民間の場合は騙す人と騙される人との間の出来事でしょ?」

「うん・・・」

「でも、政治家はその気になれは戒厳令だって発動出来るし、極端な話、戦争だって始める気になれば始める事が出来る立場にいるしそれだけの権力や影響力がある立場にいる人たちなのよ」

「う~ん・・・」

「あはは!まあいいわ、この話ってキリがないから、それよりあんたいつ帰るの?」

「帰るって、旦那のところって事?」

「な~に?愛人のところにでも帰るつもりなの?」

「もう~そんな人はいないわよ」

「ホントかしら?あんたって綺麗だから愛人の一人や二人いたって不思議じゃないと思うけど」

「だから、そんな人なんていないってば!」

「ふ~ん、そうなの?それじゃあたしの愛人にでもなってみる?」

「そんな事をしたら雪子が可哀そうでしょ?」

「あら?怒られるとかじゃなくて可哀そうになるのね?」

「え・・・?」

夏樹は目を細めて少し微笑みながらコーヒーを口にする

「でも、やっぱりコーヒーには煙草よね~あんたそう思わない?」

いや・・・あの・・・突然意味深な表情したと思ったらいきなりそっちに話をそらさないで欲しいんですけど

「あんたの雪子への想いと同じなのよ、あたしが元妻に対しての想いは・・・」

「雪子への想いって言われても・・・」

「可哀そう・・・あたしも同じだったの、元妻が可哀そう・・・その想いが決断を狂わせたのよ」

「え・・・?でも、それは・・・」

「そう、それがあんたのように親友としての想いなら、でもね、それが夫婦となるとそうもいかないのよ」

悲しい事なのに、それを悲しいとは言わない
寂しいはずなのに、決して寂しいとは言葉にしない
言葉を交わさなければ分かり合えるはずはないのに夏樹さんはそれを拒んでしまうから
私も雪子も、ううん、きっと離婚した奥さんも夏樹さんに心を開いていても
その想いはあなたには届かない

夏樹さん・・・?あなたは相手に何を求めるの?
いったいどんな愛し方をしたら雪子や私の想いそれに離婚した奥さんの想いがあなたに届いたの?

「そんな事より、あんた今夜帰るの?それとも明日帰るの?」

「明日かな?いつもならもっとゆっくりしてるんだけど今年は早く帰ろうと思って」

「雪子の事・・・?」

「うん・・・やっぱり気になるし・・・」

「確かに気になるわね・・・」

「え・・・?私が気になるのは分かるけどどうして夏樹さんまで・・・?」

「なんとなくね、そんな気がしたからかしら?」

「そんな気って・・・?」

「あやつわね、あたしにどちらかの別れを言うために会いに来たのよ」

「え・・・?」・・・裕子は夏樹の言葉に少なからず驚いた

「だから、こっちにいる何日かはあたしにいっぱい甘えようとしてたような、そんな気がしてね」

「そんな・・・」

「あやつなりに自分の気持ちに終止符を打とうとしてたんじゃないかしら?」

夏樹さんの言葉は確かに意外な言葉だけど・・・でも、もしかしたらそうなのかもしれない
そう考えれば雪子の突然の行動も夏樹さんに会いに来た理由も納得出来る気がするわ
でも、どちらかのって?今、夏樹さんはそう言ったわよね?どういう意味なのかしら?

まあとりあえず難しい話は置いといて、今の夏樹さんはそんな雪子の事をどう思っているんだろう?

「ねえ~夏樹さん・・・?」

「な~に・・・?」

「あのね、怒らないで聞いて欲しいんだけど・・・」

「あたしが怒るような事でも言うつもり?」

「そうじゃないけど、でももしかしたら思いっきり怒られるような気もするし・・・」

「あはは!いいわよ、怒らないから」

「ホントに?ホントに怒らない?」

「なに?あんた怒られたいの?」

「違うわよ、そうじゃなくて・・・」

大丈夫よ、何を訊かれても怒らないから言ってみなさい」

裕子はカップに残ってるコーヒーを全部飲み干すと意を決した表情で言葉を口にした

「夏樹さんは雪子と離婚した奥さんとどっちかを選ばなければいけないとしたらどっちを選ぶの?」

「雪子よ・・・」

即答だった・・・
夏樹は即答で答えた、それはあまりに簡単にそしてあまりにもあっさりと
裕子は自分の問いに、「雪子よ・・・」と、即答で答えた夏樹の言葉に驚いていた

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