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どんな人が好きですか? 続き x 11
2019年02月05日 08:32
Kさん、
流石、オーパスワン。
優しいのに奥深い味わい。
このワインはカルフォルニアの乾いた空気の香りがします。
よくボルドーやプルゴーニュのワインにはビンテージ、、つまり葡萄の栽培年によって評価が大きく変わることがあるんです。
これはその年の気候によって葡萄の糖度や水分量が違って、結果的にワインの出来上がりも違ってしまうからなんです。
なので、醸造家はワインを醸造する事以上に、葡萄を作る事に大きな苦労をするんです。
オーパスワンが作られるカルフォルニアのナパバレーに比べて、フランスのボルドーやプルゴーニュは気候の気候の変化が大きく、根気強く葡萄作りをしなければならないという話を聞いたことがあります。
もちろん、ナパバレーが簡単に葡萄が出来るって事では無いんですけど、、、。
んーー、流石ソムリエだ。
僕は今までそんな事考えた事も無かったよ。
ただ美味しければそれで満足(笑)
あら、Kさん、
もちろん美味しければそれが一番なんです。
でも、何を美味しいって思うかは人それぞれですよね。
ところで、Kさんは当たり年のビンテージのワインと、そうでないワイン。
値段が一緒だったらどっちが良いですか?
えー?そりゃ当たり年のワインだよね。
だって美味しく出来てるんでしょ?
はい、その通り(笑)
でも私は違うんです。
私は絶対、外れの年のワインをお願いするんです。
ほぅ、そりゃまた何故?
興味津々(笑)
そうですよね。
では理由を少しお話します。
まず、天候不順やなんらかの理由で、葡萄が上手く出来ない年は、ワイナリーの人達はそれはそれは多くの時間を葡萄の為に費やします。
陽の当て方、水の量、土の温度、さらに出来る事はなんでも。
それこそ寝る時間もないくらい、、、。
そして、更に葡萄を絞る際も、その葡萄を最大限に生かす為に、どれくらいの皮を残して、どれくらいの力で絞るのか。
みんな神に祈るくらいの気持ちを込めて、、。
これこそが、ワインを作るという事なんです。
味は確かに落ちるかも知れません。
でも当たり年で無いビンテージのワインには、そんなワイナリーの人達の愛情がたっぷり入っているんです。
だから、、、
あら?Kさん?
やだーー! 寝ちゃってる、、、、。
続く(と思う)
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