【お題日記】穴があったら入りたいと思った出来事

一度だけ、おまわりさんのお世話になったことがある。
夕方から飲んでいて、お銚子を二人で20本以上空けたと思う。
そのお店は、フォートリーというところにある日本食のお店、対岸はマンハッタン。
それからおもむろに帰途に就いたのだが、高速の分岐をやり過ごしてしまい、昼間でも危ないなあと思える九十九折りの坂道がある道で帰ることにした。
時候は、晩秋で、道路には落ち葉が舞い落ちています。
小雨も降ってきました。
その日に空港で借りたレンタカーはリンカンコンチネンタル、それも20マイルほどしか走っていない新車です。
九十九折りの坂道に差し掛かった時、減速しようとブレークを踏むとスリップしてしまい、カーブが曲がり切れなかった。
そのまま直進して、幸か不幸かたまたま、ガードレールの切れ目を飛び出しました。
飛行時間、かなり長く感じたのですが、おそらく、2、3秒だったのでしょう、、。
一度、着地するなりジャンプして、大きな松の木にぶつかりました。
おそらく、大きな音がしたのだろうと思います。
車の周りに住民の方たちが大勢集まってきました。
さらに、ハイウエイパトロールカーが止まりました。
新車のリンカーンは無残にも松の木にぶつかったところから、ぶすぶすと冷却水から湯気が出ています。
怪我の様子とか、酒の量とかおまわりさんに質問されました。
少し飲んでいると答えました。車から降ろされましたが、怪我はしていないようです。
そのまま、ホテルまでパトカーで送ってもらいました。
そのホテルにレンタカーの窓口はあったのですが、24時を過ぎているので当然閉まっています。
緊急の電話をして、翌朝には新しいレンタカーを借りて、平然としていました。

長くなったので、この辺で！