- 名前
- ねぴねぴ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 大阪梅田のステーキ屋さんでお料理の修行中のオカマです。女性ホルモン治療中。 メイクと...
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【お題日記】夏になると思い出すこと
2018年08月14日 02:48
毎年セミがうるさい程鳴き始めると、
決まって子供の頃の初恋を思い出す。
私は当時、みんなの前でふざけて笑わせたりするのが好きな、おちゃらけたタイプだったけど、好きな子の前では恥ずかしくて黙ってしまう初心な男の子だった。
そんな小5の夏。
臨海学習という2泊3日の課外授業で海へ行った。
私は小1からずっと同じクラスで仲も良く、密かに片思いしていた女の子と同じ班になり、ドキドキしながら色んな活動をしたのを覚えている。
彼女がウィンドサーフィンに上手く乗れなくて、海に浮かびながら二人であれこれ話して、やっと少し乗れたと思ったけどやっぱりひっくり返って。大笑いしながらバカにしてたけど、ホントは水着姿に見とれていたこと……。
私がこっそり持ち込んだ釣竿で、そのへんの石をひっくり返して捕まえてきたゴカイを使って大きなシロギスを釣り上げたら、彼女が目をキラキラさせながらスゴいスゴい!ってはしゃいでたこと……。
帰りのバスの中、隣に座る彼女が私の肩にもたれて眠っちゃって、どうしたらいいか分からずに固まってたら、前の席の女の子に「恋人みたいだね」って小声で囁かれて、恥ずかしくて耳まで真っ赤にしながら柔らかくて暖かい感触と黒髪の良い匂いを感じてたこと……。
結局、卒業するまで好きと伝えられなかったこと……。
20年以上も前のことなのに今でも時々鮮明な夢で見て、胸が締め付けられるような気持ちになる。
あの頃は確かに、疑いも無く好きになる相手は女の子だったなぁ。いったいどこで間違ったんだろう…?
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