- 名前
- タオ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 出会いを求めていますが、年齢を考えると、年齢差ある年上の男性に惹かれる「ファザコン」...
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Grey's Anatomy(恋の解剖学)
2018年07月05日 02:41
このアメリカテレビドラマも長寿番組です。2005年からはじまり、ワンシーズン平均で24-5エピソード(各エピソードは45分ほど)で、2017年で14シーズンになり、まだ続くとのこと。なんと12年以上続いていることになります。もちろんこんな長寿番組は日本にはありません。
病院を舞台に、外科医たちの生き様を描いているわけですが、ドラマの一本の柱はヒロインのメレディス・グレーを中心にしたインターンを含めた外科医たちの多彩な恋愛模様、もう一本の柱はやはり、彼らのさまざまな外傷、病気とのたたかい(治療)です。
恋愛模様については、周期的に、しかも唐突に別れと、仲間の死がセットされていて目が離せないように仕組まれています。けれども一番の見所は、主人公たちの会話で、男と女が(レスビアンやゲイのカップルも登場するので正確にはカップルが、と言うべきですが)いかに容易に惹かれあいながら、しかしいかに理解しあえないかが描き出されているところではないかと思います。どちらかといえば、女性の視点から語られる部分が多いので、男性にとってはすごく勉強になるところです。
それと主人公たちの自己主張、自己表現の強さにはやはり彼我の違いを感じます。相手の気持ちを忖度することが大事だと思うところはもちろん私たちと変わらないわけですが、しかし彼らが、互いを理解は自己主張をぶつけ合うことの中でしか生まれないと思い定めていることが違います。沈黙することは決して美徳ではないという彼らのライフスタイルを感じざるをえないところです。
医学的な部分は毎回レベルが高く、驚きます。最近日本でも米倉涼子さん主演の「ドクターX:外科医大門未知子」が人気でしたが、医学的な部分は残念ながらこのアメリカドラマと大きな差があります。医療ドラマである以上、医学的な領域のレベルを高い水準に常に保つのはドラマのリアリティを維持する上で欠かせないという認識なのでしょう。この間見たエピソードでは小児がかかる難病のひとつである「川崎病」を扱っていたのですが、その説明が細かく、驚いたものです。
初期を数シーズンみて(確かWOWOW)、長いブランクがあり、最近また見たのですが、一度見始めると麻薬のようになり、シーズン6くらいから13シーズン手前まで数日間連続してみるはめになってしまいました(いかに暇かわかりますねw)。
それとおまけ的なことですが、なにせ人気の長寿ドラマだから出演者たちのギャラもたぶん相当高いだろうとは思いましたが、ネットで調べたら、なんと主人公メレディスを演じるエレン・ポンピオさんのワンエピソードのギャラは6,000万円ほどとのこと。するとワンシーズン25エピソードとして15億円稼いでいることに。うーんとため息が出ますが、ここでも日米の大きな差がありそうです。
というわけで、時間があればぜひご覧ください。いろいろ勉強にもなります。
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