1900

海の上のピアニスト、観ました。

素敵な映画でした。

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。

なんでトルナトーレはあんなにロマンチックな脚本を書けるんだろう？

何人もの脚本家の筆を折る力を持ってますね。


大時化で揺れる船内でのピアノのロックを外して
揺れるがままの演奏。

時化の中でも平然と歩く1900。

ジャズの発明家とのピアノ対決。

どれも魅力的なシーンでした。


ピアノには天才的な才能を魅せる1900でも、
陸には上がれない。

それが痛ましかったです。

海の上に生まれたばっかりに陸上での生活が想像できない。


ラストは思わず涙してしまいました。


余談ですが海猿の2作目で泣いた、という人がいましたが、
あれでどうやって泣いたらいいのか疑問です。


こういう良質な映画、もっとたくさんの人に見てもらいたいです。