- 名前
- ぶだい
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- 年齢
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- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 無機的な、 からっぽな、 ニュートラルな、 中間色の、 富裕な、 抜け目がない、 或...
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芝浜
2016年12月31日 19:11
落語はテレビがどんどん発達してくに連れ衰退の途を辿っているといえる
昭和くらいまでならまだまだまだラジオ放送もあった
今はもう「笑点」がある、程度
しかし実は今有望な若手は多い
若手というのが四十代というのが落語界の現実ではあるのだか
僕自身最近は滅多に落語界へは行かない
年を取ったからなのか
わざわざ聴きに行かなくても家で志ん朝の名調子をながらで聴いていればいい
なんて了見
落語は基本的に季節ごとの噺があり
客もその季節の話を聞きたいと思おうし
演者もその期待に応える為に根多を用意する
この寒い時期の根多は沢山ある
さて
「芝浜」
三遊亭円朝作で三代目桂三木助が噺を洗練され今の形となったと言われている
この三代目三木助存命中はこの時期は他の落語家が
芝浜を演ずることはなかった
各落語家師匠達それぞれの持ち根多「おはこ」は演じてはならないという不問律があったから
僕にとっての芝浜はやはり
立川談志
本当によく言われる話だが「談志」ファンを公言する人間は
必ず初めて見た落語が談志の芝浜だという
あの衝撃は語り尽くせないし
あの場にいた人とは多分一夜語り合えると思う
それ位の事件もあったから
昨夜「伝説の芝浜」と言われる2007年の読売ホールでの映像音源を久しぶりに観た
初めて見た時も思ったのだが
噺に入った瞬間にアドリブだと分かる
話ながらどんどんいらないところを削っていくし
大事な部分は聴かせにも入る、談志は当然意識していないのも分かる
しかし計算尽くして演じているのも伝わる
しかし惜しいのが会場の熱気が伝わってこない!
ライブ、その場にいないと分からない熱さが・・・
今週はいろんなところで「芝浜」や「文七元結」が演じられたのであろう
さてと
自分はというと?
圓生の鰍沢が聴きたくなった
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