クリーニング屋さん閉店

お風呂に入ったあとスケートを見ながらくつろいでいた21時半。
ケータイに非通知の着信。

出てみるときき覚えのある女性の声…そう、これは行きつけのクリーニング屋さんのおばさんの声でした。
おばさんは体調を崩され、長年やってきたお店をたたむ事にした…ということで、預けている衣類をとりにきて欲しいとお願いされました。
すぐ着替えて大雨の中自転車で10分。クリーニング屋さんに着くと、前回行った一月前に比べ顔色の悪いおばさんが待ってました。

クリーニングを受け取り経緯をうかがったのですが、多くを語ることはありませんでした。
ただ、今検査の途中ということらしいので、それでも閉店されるということは…相当具合が悪いのではないかと推測されます。

とても残念でとても悲しくて思わず泣いてしまいました。
関西に来て７年、クリーニング屋を探しに歩いて一番最初に見つけたお店でした。あとでよく調べたら家の近所に何件かあり、父に「何処を探してきたんだ？」と呆れられたものです。
仕事のことや家庭の事など、おばさんは親身になってよく聞いてくれました。
またそんな思い出話をおばさんも覚えててくれて…本当に残念です。

住所を交換して「お身体を大事にして下さいね」と一言添えてお別れしました。
父の事とか落ち着いたら手紙を書こうと思いました。