- 名前
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- 年齢
- 54歳
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- 愛知
- 自己紹介
- 困っている友人は、ほっとけないし大好きな人は、ついからかいたくなります。はじめまして...
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永 六輔さんの リハビリ
2016年08月28日 21:07
(故)坂本九さんの『上を向いて歩こう』がアメリカ「ビルボード」誌のシングルレコード・ヒットチャートで1位になってから今年が53年目。その後日本人が1位になったことは一度もない。
そう、英語のタイトルが『SUKIYAKI』の、あの曲。
その曲の作詞家・永六輔さんが、生前出演した『徹子の部屋』で『上を向いて歩こう』にまつわる、面白いエピソードを語っていた。
エピソードと言っても1960年代の古い話しではない、最近のこと。
永さんはパーキンソン病を患い、そのエピソードはリハビリ中の話。
リハビリ担当のインドネシア人の介護士さんが、熱心に永さんの手助けをしていた。
で、ある時「日本には良い歌があるから、それを歌いながら歩きましょう!」と誘って来たそうだ。
なんと、『上を向いて歩こう』という歌を知ってますか?あれを歌いながら背筋を伸ばして歩く練習をしましょう!と誘って来たのだ。しかも、病院の廊下を。
歌いながら廊下を歩けば、周りの日本人は、それが永さんとすぐ気づく。
それは永さんにとっては恐ろしく恥ずかしい状況なので、思わず、「その歌は知らない」と言ってしまったそうだ。
しばらくして、お医者さんと面談があり、
「知らないわけないでしょう、あんな有名な歌を。ウソをついちゃいけません。ちゃんと知っていると言ってあげて下さい!」
と言われ、永さんは介護士さんに謝った。
「本当はあの曲は知ってる。なぜかというと、あの曲の歌詞は僕が作ったんだ!」というと、今度は、
「僕が作った、なんて、またウソをついてる!」と言われてしまったそうだ。
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