- 名前
- 日美子
- 性別
- ♀
- 年齢
- 46歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 別に走り屋じゃないしゾッキーでもないけど憧れのヨタハチ(笑) ハチロクは友達がレビン...
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弾ませた白い息 君の窓が見える
2007年03月16日 15:17
ホワイトデー。塾の仕事を終えて駐車場に向う。ここ数日、暖冬が冗談だったみたいに冷え込んできた。コートの衿を合わせて足早に住宅街を抜ける。
愛車のエンジンをかけてたとき、不意にメール着信。
「帰るの?」
『お疲れ~♪帰るよ』
そう送信して前向き駐車している車をバックさせるために振り向いたとき
視線が止まった
隣に、見覚えのある車。ドライバーズシートにまだ幼さを残す横顔。
『えぇ?』
エンジンを止めて車を降りる。
『どうしたの?』
「良いから、乗れよ」
『うん・・・』
「これ」
包みを手渡される。
「ホワイトデー。どうしても今日、逢いたくて」
こういうとこを『可愛いなぁ・・・』って思っちゃう。
日美子は記念日だの行事だのついつい忘れてしまうので、そういうの大事にする男の子ってなんだか不思議。
明日から週末。
また今夜も、仕事で疲れた身体を奮い立たせて、あの子を迎えに行くのかな。
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