人生変わるかも知れません　（誰も私の悩みを知らない

或は＜誰も知らない私の悩み＞

代表的なシャンソンの曲、群集。その原曲はペルーで盛んなワルツの曲の一つで、現地の言葉であるスペイン語のタイトルを訳すとこうなる。大胆なアレンジによる演奏の、フリオ・イグレシアスの歌がお気に入りだ。

　20歳以来の僕の人生はつらいものです。その前も不遇ではありましたが、弱者は弱者なりに、命あらば当たり前のものがあったから、生きることが出来ました。
　20歳、突如不幸が降りかかりました。それまで当たり前に心の中にあったものが消え去りました。
　夢、希望、意欲、興味・・・そういったものが突然自らの内から無くなる・・・理由も無しに・・・。それがどういうものか、わかりますか？とても苦しいです。生きる意味が無くなるのです。どれだけつらいか・・・。自分でも訳がわからず、どうしようもなく・・・・。
　最後の頼りになるのは自分だけといいますが、その自分が何の頼りにもならなくなる・・・。
　そのつらさ、やりきれなさに打ちのめされてるというのに、誰かの助け、支えが不可欠なのに、その頼みの綱であるはずの両親は僕を責め、なじり、追打ちをかけるばかりでした。
　幸い他の人の助けが得られ、今では曲りなりにも自活出来るようにまで回復して数年が経ちますが、そういうことでもなければそのまま僕は廃人になっていたことでしょう。そうなっていればあなたがこの日記を読むこともなかったはずです。
　今でも失われたものは戻ってません。仕方がないと思いつつ何とかやっていく、それが出来るようになったに過ぎません。早くこの人生から立ち去りたい、そんな思いで暮らす日々・・・。
　こんなつらさ、他の人に味わってほしくないです。もう、自分だけで十分です。
　だから、もし、自分に子が出来たらこんな苦しみを経験することになる因子を受け継ぐことになるかも知れないと思うと恋も出来ないのです。
　そうでした。

　でもこのコミュ二ティーに来て、皆さんに元気を頂いていると、もしかすると失ったものが甦ることもあるかも知れないと思うことが出来るようになりつつあるような気配も感じることが出て来てます。

　暫く、ここで起こることに身を委ねてみようと思います・・・。御迷惑をかけることにならないよう、祈りつつ・・・・。