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イチローは、野球人である前に人格者
2016年06月18日 00:06
「水曜日、イチローはメジャーリーグ通算2978本目、2979本目となる2本のヒットを打った。これらの数字は決してさほど重要ではない。もっと伝統的なセレブレーションは、この42歳になる選手がメジャー3000本目のヒットを打つであろう今年の夏まで持ち越されることだろう」
これはAOL.Sportsの編集部、ジョン・ドーン記者の書いた記事のイントロである。イチローがピート・ローズのメジャー通算記録に近づくにつれ、ローズ氏が「ヒットキングはあくまでも私だ」と言い張っていることがニュースになっている中、ドーン氏はこの議論の必要性そのものを疑問視してこう書いている。
「日本のプロ野球のヒットをメジャーリーグのヒットにに単純に換算することはできない。イチローは野球のヒットキングではない。しかし、そうである必要もない」
最初の文の内容には、ローズも全面賛成するだろう。
75歳になるローズは、すでにメジャーリーグから永久追放の処分を受けているが、今週、ローズでなければ言えないような次のような名言(迷言)によって、イチローの業績を過小評価した。
「日本人ファンたちは俺を(ヒットキングではなく)『ヒットクイーン』にしたがっている」
ローズが「ヒットキング」にここまでこだわるのにはちゃんとした理由があるのだ。現実的に言うと、この称号しか彼には残されていないからだ。
野球界からは追放され、クーパーズタウンにある野球殿堂へ入場することもできない。もっと最近の話としては、FOXスポーツのアナリストとしての仕事からも解約されてしまったのだ。
記事では我々の知っている限り、イチローは賭博禁止や法を破ったこともない。野球界の伝統的ルールをひとつでも破ったことがない、と前置きをした上で、ドーン記者はこう論を進める。
「イチローは野球史上でのヒットリーダーではない。そのヒットリーダー(ピート・ローズ)とは全く別次元の選手である。そして、ローズの認定を受ける必要もない。我々が知っている野球史における最も優秀な打者のひとりである。『ヒットキング』ではないが、(イチローは)野球の大使であり博愛主義者であり、理想的人物である。これらはすべて、決してローズに値する言葉ではない」
こう言って、ドーン記者は自らの記事をこうまとめている。
「結局のところ、結論はこうである。ローズが必死でこだわっている自らの称号は、イチローには不必要である」
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