- 名前
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- 41歳
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- 東京
- 自己紹介
- ライブ行くのが好き。バイクに乗るのも好き。多分視覚的なもの以外のが好き。
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雪が溶けると何になるでしょう?
2007年03月11日 20:49
雪が溶けると…春になります。
僕がこのフレーズを知ったのは某漫画からなんですが
某サイトでも同じよう話がありまして、
日本の教育観について触れていたのでちょっと紹介。
以下、抜粋しつつ適宜補足。
とある小学校で先生が
「雪が溶けると何になる?」
と問いかけたのに対し多くの子が
「水になる」
と答えた中、1人だけ
「春になる」
と答えたそうです。
しかし、この子に対して先生は×をつけて
不正解にしてしまったそうです。
この話を聞いた幼稚園の先生が
園児たちに同じ質問をしたそうです。
「雪がとけたら何になる?」
すると「春になる」と答えた子は一人ではなく、
何人もいたそうです。
さらに感性あふれるオリジナルな答が
いくつもあったそうです。
「雪がとけたら、ぬかるみになる」
「雪がとけたら、さびしくなる」
「雪がとけたら、お父さんの仕事が忙しくなる」
「雪がとけたら、雪合戦ができなくなる」
そしてこの話をきいた中学校の教師が
自分のクラスの生徒たちに、
テスト形式で同じ質問をしました。
「雪がとけたら何になる?」
その結果を見てその教師はショックを受け
愕然としたそうです。
一人の例外もなく全員が
「水になる」と答えたのです。
戦後のアメリカは日本の占領政策の一環として
日本の教育に二元論を注入したそうです。
二元論とは「正しいか間違っているか」「良いか悪いか」「○か×か」と
いう考え方で「○×式思考」とも言います。
そして、これを植えつける教育を「○×式教育」と言います。
この「○×式思考」が身につくと物事を2つの側面でしか捉える事が
できなくなるので、創造力や問題解決力、想像力、感性などが
失われていきます。
そして設定された答の中からしか
答を見つけ出せなくなってしまうのです。
(例:3+7=□ 答え:□は10)
この考え方に陥ると“依存型”の考え方に
なってしまいがちです。
社会人になっても、
「私がやった行動は、あれでよかったのでしょうか?
間違っていたのではないでしょうか?
正解を教えて下さい。」
という、依存型の考えになってしまいます。
それに対しイギリスなどの学校のテストは
□+□=10
のようなものであり、その答えは
1+9
2+8
12+(−2)
2.4+7.6
などいくつもの正解があります。
こういう教育を受けて育つと、“探求型”の考え方が身につき
創造力や問題解決力が育ちます。
僕自身も大学に入るまでは(厳密にいうと大学院に入るまで)
前者の「○×式思考」になっていて、
決まった手順の答えしかないと思ってました。
でも4年生になって研究を始めて
大学院の生活に入っていくと、
自分で正しい事を見つけるしかなく
そのために自分で文献を探して読んだり
調べたものが適正かどうかを検証してみたり
多少は枠に囚われない考え方になってきたと思います。
それで思うのが○×だけのマニュアル的な考え方より
自分で答えを見つける方が
仕事だけじゃなくって普段の生活においても
充実したものになるんじゃないかなって。
よく答えは人の数だけあるって言いますしね☆
コメレス♪
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
言葉さん>
そうなんだよね(>_<。)
今のところ部屋を探しても見つからないから
多分外で落としたままだと思うよ;
代わりの飾りを探そうかな・・・。
このデジログへのコメント
「春になる」
なんて素敵な小学生なの?
と思ってしまった華恋おばちゃんですw
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