- 名前
- タナケン
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 口から生まれてきた?(←ナメック星人じゃないよ(笑))らしく,話したりするのが大好き...
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下人の行方は,誰も知らない
2007年03月06日 17:41
今日,NHK教育で,「10min.ボックス」という番組をやっていた。
テーマは「手紙」。
芥川龍之介の,恋文(←敢えて)を扱っていた部分を見た。
ある意味,かなりピュアな手紙にビックリ!
将来の妻となる友人の姪である塚本文に送った手紙です。
「貰いたい理由はたった1つあるきりです。そうしてその理由は僕は文ちゃんが好きだと云う事です。勿論昔から好きでした。今でも好きです。僕の商売は今の日本で一番金にならない商売です。その上僕自身も禄に金はありません。ですから生活の程度から云えば何時までたっても知れたものです。それで良ければ来て下さい。僕には文ちゃん自身の口からかざり気のない返事を聞きたいと思っています。繰返して書きますが,理由は1つしかありません。僕は文ちゃんが好きです。それだけで良ければ来て下さい。」
なんて直球ど真ん中なんだろうか…。
芥川龍之介といえば,もっと七面倒くさい手紙でも書くのかと思いきや,自分の思いをありのままに書いていたんだなぁ,と思うと,非常に感慨深い気がする。
かつて「文豪」といわれた人たちも,一枚その皮をとってみると,妙にピュアな部分が見られるのかも知れない。
皆さんは,誰かの「恋文」を見たことがありますか?
このデジログへのコメント
わぁ><そんなまっすぐな手紙、かけないなぁ
パパがママのために作った歌をみたことがあります^U^
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