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- コミンテルンが我が国の歴史を狂わせた。中学校の歴史授業でゾルゲ事件を教えるべし。 我...
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春の音ずれ
2016年04月09日 02:17
今日の帰りは遅くなった。駅まで歩く途中にかなりの面積の原っぱがある。そこで予想しない音を聞いて立ち止まった。
耳を澄ます。…やはり聞こえる!
それは、蛙の鳴き声。池がある訳でもないのに。昨日は大雨が降ったせいやろか。この時期に鳴いてるということは、越冬した成体やろう。この吹き曝しの環境で、土の中であの寒さを凌いでいたのか…
しばらく聞いているとどうやら複数の個体が鳴き交わしているよう。結構な個体数がこんなところで繁殖していることに驚いた。何という生命力… 鳴き声だけで種が判定できるほどわしは蛙のことを存ぜぬが、水辺で聞く蛙の声より控え目で抑えた感じの声。
この季節は鳥やらに狙われることも多かろうに。こうして夜に出て来て鳴き交わすのが彼らが生命を謳歌する、というより種の保存を賭けた決死の闘いなんやろう。
わしは彼らの声をしばらく聴いてから歩き出した。春の訪れを誰よりも待ち焦がれていたのは彼らかも知れない。
或いは、それは人間の勝手な解釈で、彼らは仕組まれたプログラムに従い冬眠から覚め、繁殖に向けた活動を開始しただけなのかも。
何れにせよ、ちょっと感動した出来事でした。
皆様、ええ週末を。
このデジログへのコメント
もう蛙!?
早いですね。
みんな、頑張って生きているんだなぁ~~
> み そ のさん
潰れた蛙か…確かに良く見るね。
暖かくなり、餌が爆発的に増えるこの時期は生き物にとっては種の保存を賭けた生きるか死ぬかの闘争の時期なんやね。鳥の囀りを聞いてもそれを感じる。
> み そ のさん
それを思うと、この時期に人間の痴漢やらが増えるのはある意味、生物本来のプログラムに忠実に従ってるだけと言える面もある。もちろん、擁護する訳やないけどさ。
ええ週末をね。
> ☆mina☆さん
そうやね。この時期の生物の活動量には寒い冬を耐えて暖かくなるのを待っていた勢いを感じるよ。大量の誕生と大量の死。生物の基本は競争であり、適者生存則の無慈悲な適用だけが
> ☆mina☆さん
この世の根本原理であることを再認識するよ。
と、冬眠から覚めた蛙がそんなことを考えている訳はなく。日々を懸命に生きているだけ。わしらも見習いたいね。
ええ週末をね。
雨蛙でしたか?
> masagoさん
それは違うと分かる。もっと身体の大きな、乾燥に耐えられる陸生の蛙やと思う。ウィキに依ると日本産の蛙は6科43種。半分が固有種。件の鳴き声の主がどの種か調べるのはちょっと難しい…
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