不思議ちゃん♪

いやぁ～、最近ネタが思いつかなくって、すっかりサボってしまった～。
(注・私はお笑い芸人ではない)

でも、また思い出しちゃったんで忘れないうちに書いておこうっと。

あれは６年程前。カラオケパブで働いていた時に出会った一人のホステスの話。
当時、彼女(Ａ子)は２０歳くらいだった。
顔はまぁまぁの美人系。裏ビデオに出てくる女優の様な顔だった(って、どんなだよっ!!)
とにかく、私が中学の時に初めて見た裏ビの女優に似ていた。

ある日、Ａ子がお客さんに「カラオケ歌っていいですか？」と。
「いいよ～、何歌ってくれるの？」とお客さん。
「ウ・フ・フ♪」不敵な笑みのＡ子。
一人カラオケの準備をしていたので、ヤツは放っておいてお話を続けていた。
きっと、若い女の子らしい歌でも選ぶんだろうと皆思っていた。
しかし、どうも聴きなれない曲。
「誰の曲？？」「知らな～い」私が曲を調べてる間も熱唱は続く…
「♪朝までｔｏｇｅｔｈｅｒ～♪」あ、あった!
おいお～いっ!!!何で清水○次郎の曲なんだよぉぉ!!
誰も知らねぇ～っての!!
「もう一曲…」Ａ子の一人舞台止まらない。
(今度こそお客さんが喜ぶ様な、可愛い歌にしてくれよ）心の中で祈る私。
しかし、流れてきたロックのリズムと共に、ほのかな期待は打ち破られた。
「♪夜のハイウェイ！オレは飛ばすゼ♪」
…。
「飛ばせ!飛ばせ!飛ばせ!!!」もう、何処へでも行ってくれ！

正月明けのある日、いつものお客様が。
「お～い、参っちゃったよぉ。見てくれよこれ…」
と、一枚の葉書を出した。

達筆な筆で「明けましておめでとうございます。」と。
年賀状ですね。
しかし、裏面にはＡ子のセルフらしきどアップ写真。
丸いサングラスを少しずらし、斜め４５度でこちらに向かって微笑んでる…
ボーダーの半袖シャツが夏を思わせる。
「これが会社に届いたんだぜ～(怒)アノ女いる？」

被害者は何人かいたが、その頃にはＡ子はもう辞めてしまっていた。

噂では東京から山口まで原チャで帰ったとか…!?