- 名前
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- 21歳大学生の俺★ なんかブログっぽいのでやってみることにしました。 何事も経験♪楽...
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命の大切さって分かりますか?
2007年02月27日 00:40
昭和50年(1975)9月20日、石巻市の菊田昇医師が、日本産婦人科学会
の宮城地方部会から除名されました。
菊田医師は石巻市で産婦人科医院を営んでいましたが、
産婦人科をしていると、しばしば妊娠中絶手術をすることになりま
す。
そしてある時、
高校生のかなり月数の進んだケースの中絶をしたのですが、
その時、取り出した胎児がなんと産声を上げました。
しかし母親は高校生。
助ける訳にはいかないと判断した菊田医師は、
この赤ん坊を一晩放置して死なせました。
この時、菊田医師は自分の行動に大きな疑問を感じ始め、
やがて「赤ちゃんあっせん」ということを始めます。
世の中には上記高校生のケースのように、
どうしても子供を産む訳にはいかない人たちがいます。
一方では、赤ちゃんが欲しいのに、
どうしても生まれてくれない夫婦がいます。
そこで菊田医師は、
この産むわけにはいかない母親に中絶せずに産むことを勧め、
その産まれた赤ん坊を、
どうしても赤ちゃんの欲しい夫婦の子供として渡したのです。
菊田医師の行為は素晴らしい行為なのですが、
ここで学会が問題にしたのは・・・・
菊田医師がこの子供を、
もらい受けた夫婦の実子として出生証明書を発行していたことです。
つまりこうしないと、
産む訳にはいかない人の戸籍に
子供の記載が書き込まれてしまうのと、
戸籍上で養子ということになっていると、
その子が大きくなった時に自分が養子であることを知り、
そのことで変に悩んだりする可能性がある。
その配慮が、違法行為であることを知りつつ、
菊田医師にこの出生証明書の発行の仕方を続けさせました。
結局菊田医師はこのことで
学会から除名されただけでなく、罰金刑を受け、
半年間の業務停止処分まで受けますが、
処分解除になるとやはりこの行為を続けました。
そして生涯に約600人の子供の命を救ったのです。
・・・・・・当時の人口中絶は、
8ヶ月未満まで中絶とみなせました。
今の医学ならば、
充分に生かす事が出来るくらい成長したものです。
あなたがもし医者だったら・・・・・・
産声をあげている赤ちゃんを
見殺しにできますか??
法律違反だとしても、
命を救うことが出来るでしょうか??
「中絶は殺人」だと
菊田医師は言いました。
中絶の問題は、女性だけでの問題ではなく、
男性側にも責任はあります。
というか男性の方が
より責任を持たなければならないと思います。
自分が自分である確率は・・・・・
つまり、一つの精子が
ひとつの卵子と結びつくこと・・・・・・
この確率は
何百兆分の一の確率らしいです。
宝くじなんて、
全然目じゃない数値です。
中絶はそんな奇跡を
自分の手で壊している事なんですよね・・・・・・。
このデジログへのコメント
そんなことがあったんだぁ。。。考えさせられるお話だね。。。
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