デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

【お題日記】私の出逢った大事故

2015年12月25日 11:34

笹子トンネル天井崩落事故から3年が経ちます。
私が遭遇したわけではないのですが、明らかな人災であることに、建築関係者として
非常に憤りをおぼえます。
天井を吊り下げているボルトの劣化というのが原因のようですが、それ以前に
釣りボルトコンクリートケミカルアンカーで固定していることに疑問を抱きます。

ケミカルアンカーというのは、コンクリート躯体(くたい)にドリルで穴をあけ
中に薬剤を注入し、化学反応による凝固で、アンカーボルトコンクリート
接着する方法ですが、建築的な考え方をすれば、最初からコンクリート打設前に、
中の鉄筋に固定する方法をとっていれば、コンクリートの劣化による、崩落など
起きないはずなのです。

簡単に言えば、天井のコンクリートに、ボンドでボルトをくっつけたようなものです。
絶対落下するにきまってます。
こんな構造物が、日本全国で作られていることに、恐怖を感じます。

建築物構造計算疑惑や、手抜き工事は、悪いことをわかってやっているから、
対処の仕方もありますが、トンネルのこの工法は、プロの集団がそれを認識していないことに
驚いてしまいます。

マスコミももっと勉強すべきです。

何トンもある天井板を、ボンドで吊り下げる工事なんか、

やっちゃいかん!のです。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

がん(^^)v

  • メールを送信する
<2015年12月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31