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女性誌を読む女子は何故モテない?

2015年12月03日 08:50

若年男性の収入は減少傾向にあります。いわゆる「草食男子」はそうした経済構造の変化に対応した動きです。社会的承認を交友関係や趣味で得ることができれば、「仕事」や「モテ」はそこそこでいい。そんな男性と、「私をお金のことで不自由させないで!」と願う女性の間に恋愛は生まれづらいでしょう。

ただ男性に比べて、女性の変化は遅いようです。現在20代の女性は、30~50代よりも顕著に「専業主婦になりたい」という人が増加傾向にあり、この点は60代に近い価値観になっています。背景には、すぐ上の世代への反発があるようです。

男女雇用機会均等法の理想と異なり、バブル崩壊以降の日本で達成されたのは「後ろ向きの男女平等」でした。若年層を中心とした相対的な賃金低下や産業構成比の変化により、女性社会的地位が向上したというよりも男性の既得権益が低減し、共働き世帯が多数派になりました。でも、いまなお仕事と家事を完璧に両立する「できる女性」になるのは困難です。

女性には「できる」と「モテる」のバランス感覚が求められています。一方で、女性誌がモテを連呼している一因は男性にもあります。女性はこれまで経済的自立を阻まれ、結婚が最大の生存手段でした。家庭は男性にとって安らぎの場ですが、女性は「男性に安らぎを与えなければ捨てられてしまう」という覚悟で結婚生活を戦っていた。でも今後は、夫婦で生活スタイルをすりあわせる努力も必要とされます。男女ともに、「一緒に人生を戦う」という気概が求められるのではないでしょうか。

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