趣味は読書、文庫本大好き

小学生の頃は、月の小遣いが500円。当時、週刊少年ジャンプが120円。毎週買って、ほぼ小遣いは無くなった。
中学生になって、野球部に入り、毎日遅くまで練習があり、疲れもあって、少年ジャンプは自然と買わなくなった。
今のように、コンビニもなく、商店も店を閉めるのが早かったので、買えなかったのだ。
友人に勧められて、文庫本を買ってから、自分で本を選んで買うことを覚え、振り返れば、あれから40年、ずっと文庫本を読んできた。単行本は、20冊も買っていないだろう。
何故そんなに文庫本が好きなのだろう。
まず、廉価なこと。解説が付いていること。そして、持ち運びやすいことだろうか。
この中でも僕は、解説に一番魅力を感じている。
文庫本の解説だけで、作家論や文学論まがいのものなら、書く資料になりそうである。
多分、僕にとって読書は、もう一生文庫本で終わるだろう。
井の中の蛙で、終わることになるかもしれないが。