過去に原因を追究してもあまり意味がない件

なでしこの戦犯探しの記事がチラホラ
生贄は佐々木監督らしい。
アホくさい。

後から解説なんていくらでもできる。
いろんな状況をリアルタイムで分析して
瞬間、瞬間に決断するということはかなり難しい。


仕事とか人生で過去に原因を探すことが多い。
反省して次に繋げるという思想。

しかし
経験上
あまり意味がないと思う。

どうして失敗したかという説明はできるようになる。
しかし
将来に向かって良い方向に行けるか？
という点に関しては
効果がないように思う。

過去に原因を探ると
責任追及の話になりやすいという弊害もある。

佐々木監督が戦犯扱いされ始めたのが良い例だ。
なでしこの場合
戦犯を特定しても
遡ってＷ杯で優勝できるわけではない。
「あーそーだったかもね」
で終わるのがせいぜいだ。

大体
失敗を反省しても
覚えているのなんて３日くらいがいいところではないだろうか？

同じようなことが３日以内に起きることはまずない。
あったとしても
数か月、数年先のことが多い。

その時に
「あ！あの時こういう原因で失敗したから気を付けよう！」
なんて
都合よく思い出せるのだろうか？

記憶力の良い人ならできるかもしれないが
ワタクシ程度の凡人レベルには至難の技だ。

よく
過去のトラウマが原因で
現在の不幸があるという論法の人を見かけます。

まぁ
そうなのかもしれません。
きっとそうなんでしょう。

しかしです。
過去は変えられませんよ？
ということは
今の不幸も変えられないことになってしまいます。
ということは
生涯不幸ということになります。

本当に生涯不幸なのでしょうか？
生涯不幸でもいいのですか？
とその人に問いたい。

不幸が好きなら良いのですが
大抵の人は違うと思います。

過去の嫌なことを受け入れるのは
多分
大事なことだと思います。
苦しいけれど。
でも
あるがまま受けいれるだけで良いと思います。

今の不幸と繋げてはいけません。

未来は変えていけるものにしなければいけません。

変えていけるものにしないと
幸せになるチャンスすらないことになってしまいます。

もし
幸せになりたい！
変わりたい！
と心の底から思うなら
絶対変えられないという思想は捨て去るべきだと思います。
言い換えると
過去に起きた原因のせいで
今の不幸があるという考えを変えるべきだと思うのです。

未来はいつでも変えることが可能です。
自分の考え方を変えるだけで実現します。

とはいっても
いきなり考え方を変えるのは至難の技なので
最初は
『考え方を変えれば今の不幸は変わる』
ということを頭の中に入れておくだけで良いと思います。
変われる可能性があるということを
時々に思い出すことができれば
自然と変わっていくと思います。
勿論
『変わりたい！』
と
強く願うことも非常に大事ですが。

未来は変えることができます。
自分自身の力で。

そんな感じで終わりたいと思います。

では
ごきげんよう。

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＞ナオ様
＞15/07/06 11:27
＞お、読んでみたくなった！
＞最近目が悪くなって、ますます本から遠ざかっているわ。

ナオおばあさん　こんばんは。　笑
結構、ドロドロした感じで良いと思います。
後、少し希望が持てる終わり方なのも良い感じです。