- 名前
- cats
- 性別
- ♀
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- いつも心が独り歩きしてます。 自由が好き。束縛は嫌いです。 毎日いろんなことに出会っ...
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帰れソレントへ
2015年06月06日 04:44
高校在学中、宝塚音楽学校受験のために練習した曲、”帰れソレントへ”。
過去に受験の課題曲になっていたし、好きな曲だったので一生懸命に練習しました。
本番の試験ではこの曲が課題曲となっていなくて、別の曲を歌い、見事に落ちたっけね。
おいおい、catsどうしてたんだよ?
心配してたぞぉー
生きててよかった・・・
そんな声が聞こえてきそう。
みんな、心配かけてごめんなさい。
久しぶりの日記だから。
生きてたわよ、私は。
2月13日。
インコちゃんが亡くなりました。
早すぎる死。
2月10日。
前日に突然体調を崩したインコちゃんを、朝一番で病院に連れて行きました。
レントゲン検査で病気が判明。
ビタミン注射、薬の投与・・・。
自宅療養中、彼女をプラケースに移し、必死の介護。
彼女は薬の投与中、私の顔を恨めしそうに眺め、元のケージに戻りたいと羽ばたいた・・・。
間に合わなかった。
2月13日の夜。
彼女は旅立ちました。
心臓が凍りつく瞬間、私が考えていたことは、原稿の締め切り。
翌14日がその日でした。
まだ温もりが残っているインコちゃんを、お気に入りの場所に移して原稿を執筆。
約2時間後に執筆完了、クライアント様に原稿を納品しました。
そして、いつものように・・・。
インコちゃん、お母さんお仕事終わったよ。
遊ぼうか・・・って、お気に入りの場所を振り返ったとき、すべてが終わってしまったことを実感しました。
インコちゃん、まだ温かかった・・・。
あの可愛い声は、もう聞くことができないんだ。
インコちゃんのなきがらを前に、涙が止まらなくなった私。
麗しの海は うつつにも夢む
君の声のごと わが胸をうつ
オレンジの園は ほのかにも香り
恋に嘆くこの胸にぞしむる
あわれ君は行き 我はただひとり
懐かしの地にぞ 君をば待てり
帰れ 君
我を 捨つるな
帰れソレントへ 帰れよ
恋人が去ってしまった曲です。
でも、生きていれば再会の可能性もあるし、戻ってくる可能性もある。
私を愛し、私を夫に選んだインコちゃんは、私のために卵をいくつも産んでくれました。
そして、死んでしまった。
もう会えない。
いや、会えるんだよ、虹の橋で。
彼女は、いつの日か私が天命を全うして虹の橋に行きついたときに、きっと私めがけて羽ばたいてきてくれる。
”お母さん、私が天国に案内するよ”ってね。
そして、またこんなことを言うに違いありません。
”お母さん、もう一回結婚しようね。
私、お母さんのために卵いっぱい産むから”って。
まだ、立ち直っていません。
このデジログへのコメント
そういえば、インコちゃんはずっと心の友でしたね。ご冥福を祈ります。
そんなことになってたんですね…
きっと空の上から見守ってくれてると思うよ!
インコちゃんR.I.P…
大事にしている仲間が、いなくなると寂しいですね。大阪の吹田市は五月晴れで、爽やかな風が吹抜けています
生き物を飼う宿命ですね。
私も、40年前に死んだ猫の事を、未だに忘れられない。
> すいせいさん
コメントありがとうございます。心の友、生きる糧でした。
> george_hさん
コメントありがとうございます。うん、見守っていて欲しいです。
> 管理貞操帯さん
コメントありがとうございます。大阪ですか・・・。パートナーを失った悲しみは言い知れませんね。
> マゲさん
コメントありがとうございます。40年前のネコちゃん。愛情が深ければそれだけ忘れることができませんね。
帰れソレントを聴いて感動したのは、マリオ デル モナコを聴いた時でした。の解説を見て驚きました。
でも、前へ。
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