- 名前
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- 無機的な、 からっぽな、 ニュートラルな、 中間色の、 富裕な、 抜け目がない、 或...
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火垂るの墓
2015年06月03日 22:14
随分昔に友達が
「絶対に泣くよ」っていって教えられたのがこれ
ジブリの奴
でもね
既に原作読んでいたし
野坂昭如の文学作品として捉えていたのでね
本当に学生時代の話なのでよく覚えていないし・・・
確かにあの作品を映画にしたら泣けるよね
戦後の日本文学は好きでは無いし・・・
でも「火垂るの墓」は戦後の文学者の作品としては傑作の部類に入るんじゃ無いかな
印象としては
主人公である兄に虚無感のようなものは感じなかった
大切な妹に何もしない自身を責めているような印象しか残っていない
戦時下で大空襲下での大阪の貧しい人達に見られた一風景のように思う
正直、何でもすれば何とかなっただろう
でも自身が生きることで精一杯だった
一般の方と僕の視点が違うのはよく分かる
飢えていく幼い妹に何も出来ない同じく幼い少年
映画や文学
泣かせるのは簡単とよく言われる
もし「火垂るの墓を」見るのであれば
恐らく泣かせるための映画なので何とも言えないが
人が簡単に死んでいく状況が当たり前の世界に住んでいれば
「死」に対して人は鈍感にならざるを得ないだろう
いちいち泣いていたら生きてはいけない
野坂が伝えたかったのはそこだろう
非日常が日常になってしまった瞬間に人間は人間で無くなってしまう
人は時にとても残酷になれるのだ
このデジログへのコメント
> 晴子さん
そうですね
そのとてつもない苦しみを淡々と綴っている
だから文学作品として昇華されたんでしょうね
> ローズクウォーツさん
汚いことをすれば生きることは出来ます
失うものは大きくても自身の人間としての尊厳を選んだんでしょうね
この映画見た記憶あります
とても悲しかったです><
> Mikanさん
僕は観てないんですよね・・・
> 麻希さん
もしよかったら原作を読んでみて下さい
「やるせなさ」をもっと感じると思いますよ
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