心が本当に傷付いた時

声優時代、演技指導の時

『本当に悲しい時､人は泣かない』

そう､言われました｡


本当に､心が傷付いた時

その傷を受け入れられず

ただ

茫然と時間を重ねる…｡


想像は出来ます｡

でも､想像はあくまで想像でしかなく

本当に傷付いた人に

かける言葉も無い｡


そんな時

どうしたら良いんだろう？



正しい答えは､分からない｡



でも､ﾎﾞｸなら

その人と一緒に居る｡


何も出来なくて

無力感に襲われても


そばに居る｡


かける言葉なんて無い｡


でも、そばに居る｡


同情は､しない。

共感は､しない。


ただ、そばに居る｡


それが良いｺﾄか､分からない。


もしかしたら､余計なｺﾄなのかも知れない｡


だから､そうしろとは

誰にも言えない｡


これは､ﾎﾞｸの答え｡












どんな答えを出したとしても

ﾎﾞｸは､その答えを尊重する｡


酷い悲しみの中

苦しみながら

きっと､自分の『答え』を出せる｡



そう信じてるから。