- 名前
- JIBUN
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- プロフィールを一部間違えたけど直せない ( ┰_┰) シクシク
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むかし話し
2007年02月04日 19:58
たまに昔の事を思い出すのでヘタクソだけど書いてみようと思う。
今より、20年くらい前の事。
フッと思い出すと、今でも軽い後悔が湧き起こる。
当時はまだガキだった自分を好いてくれた女がいた。
若いながらも2人は付き合いだして1年が経とうとした時、
彼女が2股をしてることを噂で聞いた。
自分は事実かどうかも分からないのに一方的に彼女を責めて
彼女の言い分も聞かず一方的に別れを告げた。
それから数ヵ月後、友人から彼女が引っ越す事を聞いた。
それから3年後、彼女の2股の噂は付き合ってた2人を妬んだ奴が
アッチコッチに有らぬ噂を吹聴してたことを偶然再会した当時の彼
女の親友から聞いた。しかも、その妬んでた奴は自分の友人だった・・・
何で言わなかったのかを聞くと、彼女の親友は「言ったよ。でも何
回言っても『聞きたくねぇ!』って怒ってたから・・・」
それを聞いた自分は、今まで経験した事のない後悔に見舞われた。
今すぐにでも彼女に謝りたい!
でも今さら謝ったって自分に何が出来る?!と思いながらも、
いてもたってもいられなくなった自分は彼女にTELをした。
「はい○○です。」・・・幸運にも彼女だった。
自分 「・・・俺・・・わかる?」
彼女「・・・・・・・うん・・・・」
自分「あのな・・・いきなり電話してごめんな。」
と、言った後に彼女は泣き出してしまい、しばらく彼女の泣き声だけが
受話器に聞こえた。
自分は何も言えず、ただ自責の念に駆られるだけだった。
そして「・・・ごめんな。」とだけ言うと彼女は「・・・やっと話せたね・・・・
・・私ね、引っ越してからもね、JIBUNが電話してくれるのずっと待って
たんだよ・・・」と声を震わながら言葉を続ける。
引越し先でなるべく友達を作らないようにしてた事や、自分とまた話せ
た時のために方言にならないように気を付けて話してた事。
他の男に何度も告白されてた事。
何度も「彼氏がいるから」と断ってた事。
いくら待っても、もうJIBUNには会えないんじゃないか?と不安に
駆られて泣いてた事。
寂しさに耐えられずに、言い寄ってきてた男と付き合った事。
今でも、その男と付き合ってる事・・・
話の最後に彼女は、自分に対して「待てなくて・・・ごめんね・・・」
自分は「○○が謝るなよ!全部俺が悪いんだから!○○は悪くないから!ほんとにゴメン!」
それから何を話したか、もう覚えてないけど、やっとお互いに気持ちの整理がついた気がしてた。
最後に約束した事だけは今も覚えてる。
自分「今は・・・幸せなのか?」
彼女「・・・うん」
自分「約束してくれるか?」
彼女「?・・・なに?」
自分「これからも、ずっと幸せになるって約束。」
彼女「・・・・うん!JIBUNも幸せになって!今でも好きだから!」
自分「ありがと・・・ホンとに3年も・・・ごめんな。」
彼女「ううん。ホンとに話せて良かったよ。」
2人共、泣き笑いながら電話を切った。
そして、自分と彼女の長い恋がやっと終わった。
自分は当時の待ち続けた彼女の気持ちを戒めにして今も時折思い出すようにしている。
自分の感情に押し流されて真実が見えなくならないように。
相手の気持ちを一番に考えられるように。
このデジログへのコメント
素敵なお話☆
こんなに愛し合えるヒトが出来たらいいな☆
先生、純愛の連載も期待してます!
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