英語の勉強

このところ首都圏の掲示板に、「英語教えます」のメッセージを出しいるんですが、なかなか生徒さんは集まりません。無料なんですが w

たぶん（ですが）怪しげな印象を持たれているんじゃないかと思います。「英語で釣って、目的はナンパじゃないの」と。

いえいえ、そんなことはなく w、真面目に英語を勉強したい人の手助けがしたいだけなのです。

趣味や留学目的で英語を勉強したいというのは今でもあると思いますが、現在英語は国際化の広がりの中で、仕事でも不可欠になりつつあります。またネット時代なので、個人的、あるいは仕事でも、情報収集に欠かせなくなっています。

明治以降、欧米を近代化のモデルにしてきたことや、とりわけ戦後はアメリカの圧倒的な影響をうけてきたために、日本人には抜きがたい欧米コンプレックスがあり、それが英語の勉強にマイナスの影響を与えています。たとえば文法や発音の完璧主義とかです。

でも、英語もコミュニケーションのツールの一つに過ぎませんし、国際化の中で、多くの非英米圏の人たちがそれぞれの母国語のカラーを伴う英語を使うようになっています。日本人も、日本語のカラーをもったジャパングリッシュを使っていけばいいのです。

英語を仕えるようになるためには、他の言語の場合もそうですが、一定のコツが必要です。コツは一つではなく、いろいろあります。英語を使える人は、自分がそれで上手くいったコツを絶対化しがちですが、それ以外のコツも当然あるわけです。

私も、私が仕えるようになったコツをお伝えすることになります。試行錯誤しながら考えたコツですが、それでも特別なものではなく、すでに多くの英語名人が指摘してきたことです。

最大のコツは、英語の基本的な文型（文のかたち）を徹底的に、反射的に口から出たり、英語の話が理解できる程度に、覚え込むことです。身体に叩き込むといってもいいでしょう。基本文型の数はせいぜい300もありません。これは高校卒業レベルで要求される水準です。その方法は、基本文型を説明した参考書（大学入試用でいろいろ出版されています）を徹底的に反復して読み込むのです。

反復とは、数回レベルでしょうか？いえいえ、そんな甘いことではマスターできません。最低でも10回は
読みこんでみてください。最初の数回は、最後まで読むのに（これを回すと言います）、毎日続けても一ヶ月くらいかかるでしょう。でも、5回目ぐらいになると、10日くらいで回せるようになります。
5回以上読み込むと、字面を見ただけで、意味が分かり、さらに暗記に近い状態になります。

つぎのコツは、やや長いテキストをこれも反復して5回程度読み込むことです。この段階でのポイントは、覚えた基本文型の実地訓練だけでなく、日常会話や新聞やネットで出てくる単語を覚えることにあります。単語は、きりはなして覚えるのではなく、テキストに出てくる形で覚えるほうがはるかに効率的です。

ここまでで、勉強する人の熱意や、勉強に割ける時間にもよりますが、平均的に1年弱かかります。

これが私がコツとしてお伝えする、最初のとっかかりです。基本文型と基本単語をマスターすれば、あとは地道にそれに積み重ねて行くだけです。

書くことや話すことは、以上をきちんとやれば、自然にできるようになるものです。

いちおう私が考える勉強の方法を書いてみました。これを読んで「じゃ、やってみよう」と思われた方はご連絡ください。