一つ一つの言葉が

「4月は君の嘘」読んだら、
すごい感動した。

タイムリミットのある病気の女の子と、男の子との恋の話。
こんな話は、今までだって、いっぱいあるし、
途中で、ストーリーは、見えてしまう。

でも、一つ一つの言葉が良い。
これに尽きると思う。

クラシック音楽の話だけど、
選曲がある意味渋い。
クラシック音楽をアニメや映画で使うときは、派手な音楽や、
明確に悲しい雰囲気をだしたいとか、明快な意図がある気がしていたけど、

この漫画は違った。

5巻にでてくる、
クライスラー作曲　愛の悲しみ
こんな選曲なんて、普通しない。

この漫画、僕にも大きな影響を与えてくれた。
僕もピアノを弾くけど、この漫画に描いてある言葉が大切だと思う。

「君は、誰のために弾くの？」
「君は君だ。バッハにはなれない」

良い言葉だと思う。