- 名前
- 笹熊猫 尚輝
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
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東京ディズニーRが崩壊寸前?
2015年03月21日 07:21
Business Journal(2015年3月19日)配信
【ディズニーR崩壊寸前?
異常な混雑で長い行列だらけ
飲食店は険悪、泣き出す子供…】
東京ディズニーランド(以下、TDL)および東京ディズニーシーからなる東京ディズニーリゾート(以下、TDR)が大変なことになっているという。
「学生限定 春のキャンパスデーパスポート」(通常5500円が4900円)などで春休みの学生を中心にキャンペーンを展開しているうえに、ファミリー層を中心にディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにした新グリーティングイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」も大好評。4月から1デーパスポートが500円値上げされるのを前にした駆け込み需要もあって、土日ともなれば入場制限がかかるほどだ。
「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/3月7日号)でも『ディズニー値上げは妥当か 大混雑で見える“ほころび”』というニュースコラムを掲載している。
殺到するゲスト(顧客)に、アトラクションだけでなく飲食店でも、店側が対応しきれず長い行列ができる。さらにレストルームの数も圧倒的に足りず、“トイレ渋滞”も深刻な状況だ。
TDRを運営するオリエンタルランドに対して、キャスト(従業員)の労働環境を改善するように要望しているオリエンタルランド・ユニオンは、TDRの現状をこのように話す。
「現在は、殺到する来場者に対し、運営側は利益を最大化しようと人件費をギリギリまで圧縮しているために最低限のキャストで対応しています。そのため、キャストは疲弊してサービスが低下しています。飲食や物販のレジも稼働するのは最低限で、ゲストはそのための行列に並ぶしかなくなっている状況です。アトラクションにも飲食店にも並ぶという異常事態になっています」
【常に行列の飲食店】
そこで今回、筆者が実際にTDLに行ってみた。雨が降り、臨海部特有の風も強めという悪条件の平日だったが、事前の天気予報は「晴れ」だったことから、多くのゲストが来場していた。
行列ができるのはアトラクションだけではなく、ポップコーンやチュロスなどの食品販売店でも長時間待たなければならない。傘を差しながらも途切れない行列が続く。チュロスといえば3月5日、メープルチュロスに金属のネジが混入していたことが明らかになり、現在メープルチュロスの販売を中止している。それにもかかわらず、午前中からチュロスを待つ行列は途切れない。
風が強く寒い。ランチタイム前に飲食店に入ろうとするも、ワールドバザール内のレストランはすべて行列。比較的大きいレストランの1つ「パン・ギャラクティック・ピザ・ポート」内は大混雑で中に入れない。席数の多い「トゥモローランド・テラス」では中に入ることはできたものの、レジ前の長い行列に並ばなければならない。さらに商品を買っても、すでに満席で食べる場所を確保するのも困難だ。外の雨がやむまで暖かい店内で時間を過ごそうとする学生、立ち食いする若者、通路にレジャーシートを広げて食べ出すファミリー、我慢できずに泣き出す子供も多く、険悪な雰囲気が漂っている。
レストルームへ足を運ぶと、女性用レストルームに並ぶ行列も、とてつもなく長い。男性用はそれほど並ばずに済むが、園内どこへ行っても行列、行列、また行列なのだ。
レストランは、ランチタイムが終われば余裕があるかと思いきや、客が注文をするレジは3つのラインのうち1つが休止してしまうこともあって、行列はますますひどくなっていた。
営業を休止したレジ周辺には広いスペースができるため、ゲストはレジャーシートを広げ始めた。シートの上でぐったりとしている家族連れは、夕方の「アナとエルサのフローズンファンタジー」まで待機するようだ。
雨がやんだ夕方にはレストランの混雑も緩和したが、何をするにも行列に並ばなければならない「夢の国」には疑問を禁じ得ない。
最近、TDRだけでなく、オリエンタルランドは株式分割も話題になっている。2月24日、オリエンタルランドが1株を4株にする株式分割を発表。分割により株式数を増やして流動性を高めるのが狙いだ。4月1日より株式分割を行うが、この発表を受け、最低購入価格298万6000円だった株価は高騰。3月11日時点で358万円にまで約20%上昇している。今後も株価の上昇が期待されるうえに、配当金も2014年度は前期より20円増配となる一株当たり140円(予想)と、毎年のように増額しており、投資家にとってはおいしい銘柄に違いない。
ゲストが並べば並ぶほど、投資家にお金が転がり込む仕組みなのかもしれない。
(文=松井克明/CFP)
◆この記事の著作権は、Business Journalに帰属します。◆
【naoki-XYZコメント】
行列が出来る=人気がある
と錯覚してしまいますが、今回のケースは明らかに人員不足に施設の利便性の悪さが原因です。
では、なぜ人員不足なのか?
キャスト(従業員)のほとんどが、派遣社員であることはあまり知られていない事実です。
記事にも一部触れていますが、経費削減と称してその派遣社員を、昨年4月に大量解雇した事が起因しているのです。
現場の声として
「現在の過酷な状況は、社員が圧倒的に少なく、準社員を管理できていないことからきています。オペレーションの多くが準社員任せになっているにもかかわらず、準社員からの改善要望が上に届かないようになっているのです」
「あるショーでは、コストカットしすぎて米国本社から『あまりにもみすぼらしくなる』とストップがかかったこともある」
といった現状だそうです。
(Business Journal/2014年7月18日配信記事「ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト大混乱の飲食店に客がクレーム」より引用)
もう、呆れて物が言えません。
はたから見れば、「ブラック企業」の烙印を押されかねない労働環境。
「夢の国」のはずが、実態は「幻の国」なんです。
施設や労働環境の改善が行われることは無理なんでしょうか?
(´・ω・`)naoki-XYZ
このデジログへのコメント
> ゆうらさん
コメントありがとうございます
そうなんですか
やっぱり、「悪事千里を走る」ですね
早期の改善が望まれます
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