トラック運ちゃんは優しい！

これ、私が実際体験したことね。


仕事が休みで部屋でゴロゴロしてたら
子猫が母猫呼ぶような大きな鳴き声がしたの。


気になって外に出たけど見付からなくて
家に入ったらまた声がして

何となく大通りの方に出たら
子猫が道路に血だらけで横たわってた。

よく見たら起き上がろうとしてて
慌ててタオル持ってきて助けようとしたとき

信号は赤だったけど
横断歩道の手前だったから
ちょうど車が止まる位置で

乗用車じゃなく大型トラックが来たんだよね。

でも子猫が死んじゃう！って凄い思って助けようとしたんだけど

血で道路に引っ付いちゃってて
ゆっくり剥がしてたら

信号が青になっちゃって
焦りまくってたら

トラック運ちゃんのお兄さんが
大丈夫だよって笑顔向けて止まってくれてて


後ろにいた乗用車達は苛立ちまくってたのに
その人だけは本当に優しかった。


子猫は動物病院に連れてったけど
ショック死しちゃって

結局助けられなかったんだけど
でも、あの時お兄さんが止まってくれなかったら
病院に行くことすら出来なかった。


乗用車に嫌な目で見られるのは
お兄さんなのに

快く止まってくれて
とても嬉しかったです。



トラック運ちゃん皆がそうとは限らない。


だけど、信号が無い横断歩道で
止まってくれるのも大体トラック運ちゃん。

乗用車は全く止まってくれないし
寧ろ反対車線の運ちゃんが止まってくれてても

乗用車は加速して通りすぎてく。


止まってくれたとしても
渡ろうとした瞬間にカーブ曲がって突っ込んでくるのもいるし

アクセル踏んで煽ってくるのもいるし

自分が突っ込んできたのに
怒鳴り散らす人もいます。

運ちゃんも時々止まれなかったって人とか居ますが
必ずと言っていいほど手で『ごめん！』ってしてくれる。


止まってくれたとき
私は絶対お辞儀をするのだけれど

運ちゃんは時々ニコッて笑顔を返してくれたりして
その日は何だか嬉しい気持ちになるのです。


運ちゃんは怖く見られがちで
運ちゃんを悪く言う人も見るけれど

もっと周りを見るべきと思う。


トラックに乗せてもらってると分かる
乗用車の無茶な危ない運転。

高速では皆スピードを出してるから
荒い運転をする運ちゃんもいるけど

いきなり割り込む小さな乗用車さんたち、
トラック運ちゃんからすると

とても危険な存在です。

譲り合いが当たり前なトラックさんたち。

ウインカー出してれば
入れてくれるものを

無理矢理入るのは辞めましょう。


それでトラックと事故しても
例えそれで乗用車の人が亡くなって
トラックが容疑者になったとしても

真実を言えばトラックは悪くない。

トラックが悪く見られがちなのは
乗用車乗りである自分達の運転がまず
危険だと言うことに気付いてほしい。