けっこういい加減

昨日からのニュースのコメントを
ラジオで聞いていたら

「ん？？？」
このコメンテータさんは判って話してる？

まぁ、担当番組のコメンテーターさんは
あった時事ネタに何でも答えないといけない

コメンテータさんのおかげで
小難しい事が、案外明確に伝わってくるので
気に入っている人の話は
比較的傾聴するんですが
さすがに
今回はちょっと馬脚を現しちゃったかな？

ニュースは大手ドラッグストアの
薬歴簿の不作成

ようは
処方箋を持ってきた人の
お薬の経緯の記録の帳簿を薬歴簿と言います

これを「出していない」と
おっしゃる

出していないのじゃなくて
作っていなかった

と
言わなくてはいけないんですねぇ

でもね
お医者様に行っても
調剤薬局にいっても
最近は、いろんな書類をもらいます

まず
お医者さんでは
領収書と診療明細書
お薬が出た人は、処方箋
中には、次回診察予約票南下も出されます

そして
薬局では
お薬と領収書
明細書・薬事情報（お薬のお写真のついた書類）
お薬手帳、またはそれに貼る内容の紙

以上が患者さんに手渡さないといけないものです

えっ？
そんなにもらっていないよ

っていう人もいると思います

簡単にする場合は
薬局では
領収書と明細書だけっていうところもあります

そんな場合は一杯くれる所よりも
若干窓口負担の金額はすくないはず

でもね～
そんなのわからないですよね

じゃあ
問題になっている
薬歴簿は？
と
思われるかもしれませんが
これは
薬局内の患者さんの記録ですから
患者さんに渡す必要はありません
でも
薬歴管理料がお薬を出す時に加算されるので
ちゃんと作っておかないといけないのです

こんなもの
一般のコメンテーターさんは患者になっても
目にする事はありません

だから
ちょっと言い間違えたのだと思います

私達が医療機関を使う時に
値段が安い・高いということは
普通にあります

特に
最近は
夜間診療加算というのがかさんされるので
午後６時以降の診察や、処方箋の受け付けには加算されます

薬剤情報もいらないと言えば
若干、窓口負担は減るかもしれませんが
行政指導の方で出さないといけない事になっています

そして
薬局の選び方でも負担金が違います

薬局には「基準薬局」という種類があります
ここが
一番、負担金が高くなります

薬局の機能として
ある一定の在庫を持っていなければいけないので
ちょっとして町の薬局や
医院の隣にある、ファーマシィーよりも負担金は高いのです

でも
そんな小さな薬局でもお薬がないわけではありません
内情的にはもうからないので
「お薬はありません」
なんていわれますが
一応
各都道府県では
緊急でお薬を配送できる問屋？があります

よほど切羽詰まった状態でお薬が欲しいならば
利用した医療機関の傍で
出してもらうのがベスト

遠い医療機関に行って
お薬を出してもらう時間がかなりかかるなら
近隣の薬局に持って行って
明日とか数日後に取りに来ますと言えば
その薬局にお薬がなくても
取り寄せて、ちゃんと出してくれます

なんにしても
医療機関ひとつ使うにして
便利に使うのがいい事だと思うのです

ふわぽわ
職業柄
噂の範囲では
あんまりいい薬剤師さんいお目にかかっていません

でも
実際にお目にかかる機会がある訪問の薬剤師さんは
皆さんいい方ばかりです

お医者さんもそうですが
薬局・薬剤師さんも顔見知りの所を
作っておくことをお薦めします

と
いうのが
実家が爺さんの代から薬局をやっている
ふわぽわの感想