真っ赤な，嘘，嘘

　多分，色々なところで人は嘘をつく。
英語には，嘘にも２種類の嘘があり，そのうち罪のない嘘のことを「white lie」というらしい。←※lie＝嘘
これには，相手のことを思ってつく嘘や，冗談めいた嘘というのが入るだろう。
でも，問題になるのは，そうでない嘘だったりする。
要するに，相手のことを思わない嘘，つまり自分のための嘘，わがままな嘘なのではないだろうか。
何かが露見してしまうことを恐れ（そして自分に害が及ぶのを恐れ），それを切り抜けるためについた嘘でなんとかその場を凌いだものの，その嘘だけでは解決することが出来ず，結局またもう一度嘘をついてしまう。
それは，今問題となっている企業の体質だけではなく，１個人としての問題の本質に関わるものなのではないかと思う。
個人的には，一度ついた嘘を取り繕うためにもう一度嘘をつくのだけは嫌だったりする。
だって，もう既に何度か嘘はついてしまっているし，そういう失敗もした。
だから，１度だけは自分に許しておこうと。
ただ，懲りてからはその１度も「white lie」だったりするけど，多分。
自分で，これはついてはいけない嘘だというのは分かるはず。
それを一度でも止めることが出来るのが大事だと思う。
貧乏揺すりを止めることが出来ることに近いかな。
結局，自分が気づいて自分の意思で止めなければ，気がつかないうちに嘘をつくことになってしまう。
嘘をつくことが自分の性質の一部になってしまう。
１００％潔癖にならなくともいいから，８０％くらいは潔癖でいるのがいいと思う。
松平定信はあまり好きではないけれど，田沼意次までグズグズなのも今一だな。

　皆さんは，嘘を重ねていませんか？

→バンビ
残念ながらケツメイシは聞いたことないのだ