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飢餓海峡

2014年09月08日 09:15

この前、NHKbsの映画で飢餓海峡をやった、

前に、仲代達矢テレビでみたが、
だいたいは知ってるが、やっぱ、映画はサイコー

監督が中村錦ちゃんの宮本武蔵の内田叶夢、三國連太郎、伴淳三郎、左幸子高倉健

も、悪いモノがデキヨーはずがナイ、ギャハハハ

俳優は超一流、原作は水上勉

前半が伴淳三郎、後半が高倉健
左幸子の八重が前半と後半をつなぐキーマン
完全犯罪を崩そうと執拗に伴淳と高倉健が追いかける、

伴淳は今では、知るものは少ないだろーが、やっぱ、最高の脇役、主役を張れる脇役。
あの独特の東北なまりが、シブイ。
高倉健は、やっぱ、ワカイ、
唐獅子牡丹がまだ、ダブる。

たいがい、女には美人を振り向けがちだが、
八重が美人でないところが、カギだ。
娼婦のだからナ、ギャハハハ

この映画は、女の一途さ、

ま、今風に上品にいえば、愛、だわな。

しかし、一言も、愛、とは言わない。
スキ、とか惚れてる、とか一切ナイ

女と男が、たった1回だけ、ソレも1時間足らずの出会いだった。

で、女は男を10年間、想い続ける、ギャハハハ

そ、女郎を足抜けさせるだけの大金を渡しただけ。
カネの出所は理不尽なカネだったがそんなこと知るよしもナイ

ワケは知らないが、男のために、刑事にウソをついた。



女は男に恩を感じた、

恩と愛って、同じ?
紙一重?

自分の運命を変えてくれた男って、

愛?

ギャハハハ


八重は自分の運命を変えてくれた男を片時も忘れない。

たった1回の数時間の出会いで、
男は短い時間、女を買っただけ、ギャハハハ

愛?

ギャハハ、そんなこたあ、あるわけないだろ。



10年後、新聞に載っていた男を見つけ、会いに出かける

地元の名士になっていた男はユー、

おまえなど、知らない、

しかし、女は執拗に食い下がる。

行きがかり上、男は女を殺してしまう。

ギャハハ、困った。


刑事と男の完全犯罪の攻防が繰り広げられる。

高倉健警察執拗捜査の結果、捕まる。


留置所の中で、

ムカシの刑事伴淳と三國連太郎の男が対峙する、

伴淳が10年間いつももってた、証拠物件の灰を、ハンカチから取り出す。

男にユー、

この灰は10年間もっていたモノだ、

信じられないだろー、

その辺のドコカからもってきたモノだろ-、

おなじく、あんたが、八重を殺さないってゆーコトは、われわれも信じられないのだ。


ヒトとヒトがおたがい、信じられないのは、

まことに、悲しい、

あんたは八重さんさえをも信じヨーとしなかった。



刑事が残していった灰を、男は叩きつけて、慟哭する

男の完全犯罪が崩れた一瞬、だった。



二人の、このときの、呼吸はミゴトである。

伴淳の一言一言は、圧巻である。


まさに映画の醍醐味、役者の醍醐味

コーユー配役ができる役者とは、役者冥利に尽きる。


三國連太郎とユー役者、コーユー緊張感の臨場シーンによく似合う男だ。



オイ、コーユー映画見ると、

ニホンジンに生まれてよかった、って気になるぜ



ギャハハハ

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