【真剣ゼミ06】読書感想文

問題集以外の宿題について語っていこう。
まずは軽視されがちな読書感想文。
この攻略法は軽視する事である。えー？
否、軽視のベクトルが違う。「読書感想文は受験勉強に役に立たない」という軽視ではなく、「読書感想文に貴重な時間や思考を裂く必然性はない」という軽視だ。「読書感想文をどうすればいいか」を長くうーんうーん悩む必要はない。
本を読んで、ありのままの感想を綴ればいいのだ。
本の内容がわからないなら、わからない旨を書けばいい。
どうして君は本の内容或いはメッセージをわからないのか。君の知識不足か、作者が敢えてそれを狙っているのか。
大抵は後者でそこに読書の面白みがある。もし前者だと言うなら、君はけして「読書～役に立たない」とは軽視できまい。どのみちこの経験は必ずや糧となる。どんな塾や問題集でも味わえない経験だ。

さて、本の選定だが、コンクール等の指定図書か普遍的な文庫本(アンとか若草とか)で良い。子供向けの絵本でもいいが、哲学的で却って難しいかもしれん。
絵本以上ライトノベル未満の簡単な文体の本が最適かも知れない。
コストを抑えたいなら父母の本棚にある自己啓発系の本(「7つの習慣」「もしドラ」等)が良いだろう