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他人に理解されない事

2014年07月19日 00:35

哲学文学で常に語られているお題だな。

「他人に理解されない事」を
『理解とは概ね自分の願望に基づくもの』
とすれば、
「他人からこう思われたいという自分自身の願望」となる。

他人がようやくと「自分の事を理解してくれた!」と思った瞬間に『自分が思い描く自分自身を認めてくれた。』と願望は叶う。
そして次の瞬間に「他人からこう思われたいという自分自身の願望」が変化している。

そして「次の自分の願望が変化している」事に自分自身は気付かない。
何故なら「自分自身を理解してくれたんだからまだまだ理解してくれるはず」という次の願望になってるから。

原則として「他人から理解されない自分」と『他人から理解してもらいたい自分』はセットだから上記の瞬間に「真逆を求める自分に変わってる」ので、次の展開は「やっぱり自分を理解してくれる他人は居ない」となる。

サリンジャー村上春樹はこれを「僕」という視点で状況と時代と登場人物を変えて小説を書いた。

そして『人間は孤独である』って結論になる



このお題の「他人に理解されない事」は「他人に理解されたくない」自分自身の願望でもある訳だから当たり前って言えば当たり前(笑)


問題は「他人に理解されない」事でも『他人を理解出来ない』事でもなく、
自分がそう思われたい、自分がそう思いたいという自分自身の願望は変化しているって事だったりもする。


「他人に理解されない」訳ではなく、
理解された(自分の願望が叶ったら)違う自分の願望を引き出しているだけでもある。
のかもしれない…


そもそも自分が自分自身を理解してないのに他人にそれを期待してもねぇ(笑)

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