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趣味は読書、昼と夜

2014年06月10日 22:46

「イワン・デニーソヴイチの一日」タイトルを見る通り、イワン・デニーソヴイチが主人公だと思って読み始めると、シューホフという男の収容所での行動が、ずっと描かれて、いつイワンが出て来るかと思っていたら、シューホフがイワンだった。ロシアの小説では、時々あることなのだ。作中の登場人物の呼び方が、何種類もあるのだ。
「青い山脈」昔、読んだのは、中学の頃だから、どうしても主人公の寺沢新子にばかり関心が行っていたが、今読むと、若い女教師の行動や、生徒の様子にも、時代が感じられ、新鮮だ。わかったつもりの作品を、読み返すと新しい発見があるのだ。