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【お題日記】青春時代を思い出す曲を教えて!
2014年05月19日 02:09
オイラはちょくちょく、音楽酒場、というかフォーク酒場というのに行きます。
そこはどういった店なのかと言うと、簡単に言えばお店に楽器(ギターや鍵盤、リズム楽器)が常設してあり、客が自分で演奏して歌って楽しむ、みたいな。
集まる人はオイラと同世代(1950年代~1960年代生)が多く、その世代が多感な時期・・青春時代は「フォークソング」が人気がありました。
60年代はプロテストソング(反戦歌など)、70年代にかぐや姫の「神田川」が大ヒットして男女の愛をモチーフにした歌が流行りました。
神田川がヒットした頃は、オイラはまだ小学生、歌の深い意味などわかるはずもなく、なんだか陰気くさいなぁ、くらいの感想しかありませんでしたね。というか、あんまり商業音楽に興味がなく(音楽自体は好きでしたが)テレビから流れる流行歌を聞くくらいでした。
中学に入り、入った学校にはフォークソング部というのがあり、新入生歓迎会で先輩方がフォークソングを披露してくれました。
ギターなんぞは別世界のもの、と思っていたのが急に目の前に現れたのです。。
それでもまだ、そんなに興味もなく・・しかし中学二年に進級時にクラス替えがあり、にギターのとっても上手い人が2人同じ組になりました。
学校に毎日の様にギターを持ち込み、休み時間・放課後といっつも2人で弾いていて・・もちろん女子に人気・・オイラもやってみたいな~などと。。
と言ってもギターを持っているわけでもなく、またその2人にとっては宝物のギター、触らせてくれるはずもなく。
ギター欲しい病は中2の夏ごろからだったかなぁ。
うちはとっても貧乏で、ギター買ってくれ、なんてとても言えない。小遣いを貯めようにも、まともに小遣いを貰ってないので不可能・・
放課後に、川口駅近くのイトーヨーカドーのレコード売り場(CDではない)の新星堂に展示してあったギターを眺めてる日々でした。
そして一念発起、始めたのが「新聞配達」およそ100部、朝刊のみだったけど、給料は1万円くらいいただきました。
3ヶ月くらいで辞めたけど(寒くて辛くなったw)いい経験をしたもんです。
で、貰ったお金ですぐにギターを買ったか、といとそうでもなく、5千円を家に入れ残ったお金でレコードを買ったり、買い食いなど無駄遣いをしてみたり。
しかしとうとうギターを買う日が来ました。
質屋に併設されたディスカウントショップ(質流れ品がメイン)で見かけた、4900円の白いガット(クラシック)ギター。
周りが猫も杓子もフォークギターばっかりだったので、オイラは「クラシック」をやる!と・・
しかし、ギター教室にいけるわけもないので、教則本「ギターの初歩の初歩」だったかな、そんな本を買って練習開始しました。
それまでにギターはなかったのですが、細長い板切れにフレットと弦の線を書き込み、ドレミの位置や簡単なコードはなんとなく分かっていました。
まずチューニングをしなければ・・教則本にはピッチパイプか音叉を用意しろ、と書いてあるがそんなものは無い。
なので、自宅にある楽器・・リコーダー(縦笛)で音を出してギターの音を合わすという、今考えればよくやったな~、と思える方法でチューニングをしました。
プーっと「A(ラ)」の音を出して、それを頭に刻み込みギターの5弦をあわす。大体合った所で5弦の音も元に他の弦の音も合わせていく・・今、同じ事をやれ、と言われたら断る!
弾く方はクラシックの教則本なので、右手の運指がけっこう詳しく書いてあったな。
いわゆる、アルペジオ奏法という弾き方をいきなり練習し始めました。
チューニングにしろ弾き方にしろ、だいぶ苦労はしたけど、これが後々に役にたっているので、良かったのだと思ってます。
現代はネットの普及により、ちょっと検索すればお金をかけずにいろんな情報が手に入ります。
チューニングの仕方、弾き方・・親切な方々が、youtubeなどで親切に教えてくれてます。
チューニングなんかは今はチューナーが安く手に入るので、なんの知識も無くできます。が、それに頼りっぱなしの今の人たちは、ある程度行くと壁にぶつかること請け合いです。
・・・
ま、オイラのギター遍歴はこのくらいにして、と。
青春時代を思い出す曲、か。。
青春時代ってのは思春期くらいからの事だろうか。
だとすれば、歌って楽しいなと思って一番最初にハマったのが「キャンディーズ」。
それまで全く興味がなかったのだけど「春一番」が大ヒットした時に、深夜放送のオールナイトニッポンでキャンデーズがその日限定でパーソナリティをやったのをたまたま聴いた時に、なんて楽しくていいんだろうと思ったのがきっかけ。
そして生まれてはじめて自分でお金を出して手に入れたのがLPの春一番。
キャンデーズってアイドルなんだけど、音楽的には今のアイドルと比べものにならないくらいしっかりしていました。
3人とも歌唱力はしっかり、きっちり三声でハモるその歌声に、厨二病全開のオイラはハマりましたね~。
キャンデーズは洋楽のカバーもよく歌っていて、カーペンターズ、スリーディグリーズ、スティービーワンダーなどをキャンディーズによって知りました。
それからギターを弾き始めてからは「かぐや姫」の曲ばっかりを練習していたので(クラシックはあきらめたw)今でも大体の楽曲の伴奏は譜面を見ずにも手が動きます。
高校生の頃はかぐや姫のほかに、さだまさし、アリスなどなど、卒業してから20代前半くらいまでは長渕剛の楽曲をよく弾いてました。
いまそれらの楽曲を聴いたり、自分で弾いたりすると、その当時のことがまるで昨日のことの様に思い返します。
さだまさしは、部活の後輩が(女の子)好きで、よく弾いてくれとせがまれたり、長渕剛はバブルの頃フリーターをしていた時期だったなぁ、とか。
音楽は性別・年代はもちろん、国境や信教を越えた世界共通の言語だと思います。
これからも音楽を大事にしていきたいと思ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=iPbBy7VaauA
このデジログへのコメント
> ラッシー。さん
フォーク酒場、岩手にも盛岡と水沢にあるようです。
盛岡市:フォーク酒場「がんばれ天がえる」
奥州市:Music Live Honesty
一度訪れてみては?
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