- 名前
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- 無機的な、 からっぽな、 ニュートラルな、 中間色の、 富裕な、 抜け目がない、 或...
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桜・・・
2014年03月31日 20:02
春もうそろそろ桜が満開になるのだろうか
実は僕は桜の咲くこの時期は少し微妙な気分になる
皆、さぁ花見だ!
という雰囲気で桜が咲くのを楽しみにしているのだろうし
そんな時にわざわざ水を差す様なログを書く意味も無いのだが・・・
確かに桜は綺麗だし、散っていく様も何か独特な風情が有り
日本に桜があって春と言えば桜だなと正直に思う
しかし同時に思い起こすものもある
満開の桜をテーマにした二つの短編小説
梶井基次郎の「桜の樹の下には」
坂口安吾の「桜の森の満開の下」
梶井基次郎の作品は短編小説というより散文詩に近く
その内容は至って単純、故にとても強い印象を与える
冒頭から
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」
と始まり「でなければあんなに綺麗に咲くものか」
という内容のとてもイロニカルな作品
夭折した明治の天才は桜を此の様な視線で見ていた
坂口安吾もにた様なニュアンスで桜を幻想的に書ききっている
山を支配していた山賊が満開の桜にだけは近づかなかったのだが
山を下り暫く都で生活していた後に紆余曲折有り再び山へ戻る
そしてたまたま桜の満開の下に行った時に・・・
どうもこの二つの作品をこの季節になると思い出してしまう
満開の桜
なにか不吉な気がしてしまう
このデジログへのコメント
その話は知ってますが・・・
でも、素直に綺麗だと思ってしまう私です^^;
私も桜の下にというのは聞いたことがありますね( ´・ω・)
ただただお花見♪しか考えてなかったですw
> あさみさん
僕も綺麗だと思いますよ
でもなんかこのイメージがよぎるんです
> アイギスさん
では今年のお花見の際には是非
桜の下を・・・
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