- 名前
- ゆうや☆
- 性別
- ♂
- 年齢
- 37歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 一緒にいて安心できる、そんな人がいいな。 自分自身不器用なところがあるので、お互い支...
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むかしむかし
2013年10月09日 22:13
少年と少女がいました。
少年は少女と過ごすうち、次第に少女を尊敬し、好きになっていきました。
時がたち、二人は一緒にいる約束をしました。
少年は少女を守ると誓い、少女は少年に追いつくために努力をしました。
しかし、少年は少女への過度な尊敬故に、少女は自身への劣等感故に、次第に二人はすれ違っていきました。
ある日、少女は言いました。
「しばらく一人になりたい」
二人は、そうして離れ離れになりました。
それから数節。季節がひとめぐりするころ、
少年と少女は再び出会いました。
少年は悪いところ、弱い自分を克服する努力をし、
少女は一人前になるために努力をしていました。
少年は、努めていつも通りでいられるようにふるまいました。
また少女もいつも通りに応じました。
別れ際、少女は言いました。
「私は私、着飾るのは、もうやめにする。」
そうして二人は、お互いが相手を尊敬していること、
相手に対して感謝していること。
伝えたい気持ちを、伝え合いました。
そのうえで、互いに努力の途中であることを理解していた少年は、少女に言いました。
「お互いに対等になれたら、また会おう。それまで、僕は待っているよ。」
少年と少女は、小さな小さな約束をして、再びそれぞれの道に帰ります。
二人の歩く道が、再び一緒になるかはわかりません。
それでも、二人は迷わずに歩き続けます。
自分を認めてくれる人がいる。ともに歩もうとしている人がいる。
その気持ちが二人を照らす限り、まっすぐ前を向いて、歩いて行ける。
そう信じて、二人はどこまでも、歩いていくのでした。
そんな夢物語のような。ほんとのはなし。
残念ながら、現実はそう甘くはないと少年は知っています。
でも少なくとも、少女がいること、
それが少年にとって前に進む理由になることは、
揺るぐことがない事実なのです。
たくさんの人に支えられて、会ったことある人、会ったことない人、
顔も名前も知らないたくさんの人に支えられて。
少年は今、いきています。
このデジログへのコメント
> ☆みくりんりん☆さん
返事が遅くなりました。
そうなったらいいなっていう願望は多分に含まれてますけどね。
一緒になれたら、きっと幸せなんです。
良い話![](https://static.digicafe.jp/emoji/k/B0F.gif)
また逢えるといいね。
努力は報われる?
でも
現実はそう甘くないのも
きっと二人も熟知してるはず
可能性はゼロではない
偶然は必然だから。
ですよねー。難しいのは理解してますよ
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