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【お題日記】強い心ってどうやって作るの?
2013年10月08日 00:46
強い心の定義というのがなにかによると思うけど。
相手をやり込める意志 絶対謝らない頑固さ 頑なさ 虐げられてもめげない、折れない心 何を以ってして強い心というのがわからないから、お題が難しすぎる(笑)
ただ、自分のような弱い人間が憧れる意味での強い心っていう勝手なイメージはあります。
どんな時にも明るく前向きに振る舞うことができる。
絶対に揺るがない信念のようなものを持っている。
ではそれは果たして作れるのか。
強さは作れるのか?ですね。
鋼は硬く剛く作ることができます。
筋肉も鍛えることはできます。
しかし、アスリートの実力差のほとんどは精神力だと言います。
技術や肉体を鍛錬しても精神力が弱ければ勝負に負けてしまうというのです。
ボクシングなどで負けた選手のインタビューなどで「自分の試合ができなかった。」こんなセリフを良く耳にします。
テレビもないような田舎に生まれ育って金太郎のように山のクマとすもうをとっていた若者が天下一自分が
強いと勘違いします。
世の中は広く上には上がいるなどと、したり顔で言ったりはしません。
ゆるぎない自信という勘違いで都に上り、自分以上に強いものなどこの世にいないという恐ろしいほどのうぬぼれを持ってどんどん上に昇りつめるのです。
それが勝負における強い心のひとつの形ではないかと思います。
その、金太郎がやがて負けを知る日が来ます。
そして、その後が大事になってきます。
やっぱり俺は井の中の蛙、お山の大将に過ぎないのだと落ち込み、勝負の世界から消えていく者が圧倒的に多いのだ思います。
負けたことを挫折と考えれば、それでも、立ち上がる勇気を持ち続け闘い続ける心を持っている人は真に強い心を持っているのではないでしょうか。
若いころの成功はたいていは後で考えたら赤面するような大きな勘違いとうぬぼれで成立しているのでしょう。
芸能人をテレビで観て自分を鏡に映して「私ならできる!」そう思って行動した結果、成功する人とそうでない人がいる。
結果はそのどちらかでしかありません。
でも、大事なことは行動したという事実ですよね。
大人になると自分が天下一美人だなどとうぬぼれたりしません。
思慮深く慎みも知ります。常識も備わってきます。
だけに、冒険はしません。だから失敗もしませんが成功もしません。
だったら、勘違いのうぬぼれに過ぎない若気のいたりあってもやったもん勝ちなのかもしれません。
若いころであればそれは大きな失敗であってもそれを糧に立ち上がり再起する時間も体力も残されています。
年を取ると行動する前に結果がわかってしまってどんどん冒険をしなくなります。
強い心ってどうやって作るの?というお題に戻ると
若さと元気と自信過剰かな。
老練でありながら、負けを知って尚戦える人は本当に真の強さを持っていると思いますがその不屈の精神みたいなものをどうやって作るか知っていたら私は弱い人間でなくなってしまいます。
でも想像するに、強い人は強くなろうとか弱さを克服しようという意志で強くなってはいないと思います。
なにか目的を持ってそれに突き進んでいる姿を傍から見たらそれは、強い心の持ち主に映るのだと思います。
強いを目的にしてはいないのです。結果強いのです。
強い心を作ろうとしている時点でその人の心は強くないのです。
しかし、ひとたび何かに火がついて目的に向かってがむしゃらに突っ走っていたら、それが周囲の評価として強い心の持ち主となるのだと思います。
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