過ぎさりし・・中秋の名月

季節にはすべからく初、中、晩があるなんて最近まで知らなかった。
手紙の季節の挨拶としてあるんだと思ってました。笑

初冬、中冬、晩冬（１０～１２月）
初春、中春、晩春（１～３月）
初夏、中夏、晩夏（４～６月）
初秋、中秋、晩秋　（７～９月）

中でも有名なのが中秋、　　中秋の名月（十五夜）　　　今年は１９日だったとか。
ついぞ月を愛でるなんて事は無く、ウサギの話も絵物語。
なんでも秋は月を愛でるのに好都合なのだそうな・・・。

よって毎月十五夜はあるが秋の真ん中である中秋の十五夜を最高の月として
愛でる習慣が存在した。したがって満月が当たり前なのに当日、満月でない時も
あるというからややこしい。

今年は三年連続で満月だったそうで、来年からはそうではなく２１年まで満月は
見られないらしい。もっとも１～２日位のずれを肉眼で観察出来ようはずもなく
見た目には満月で満足なはずだが・・・。

地球に恩恵をもたらすのは太陽だが日々の暮らしと繋がるのは満月や新月、
三日月がある月だったのではないか。夜を照らしてもくれた。月を暦としたのも
うなづける。明治に至るまで使われ、盆正月の行事は今でも旧暦が残っている。

もう秋の真ん中なんですね。という事は１０月初めには晩秋、を迎え、１１月には
初冬を迎えるんですね。紅葉真っ盛りと言うのに・・・・。

また一つ歳を重ねます。　悲